ホットトイズやバンダイなどのヒーローフィギュアのレビューをしています。
S.H.Figuarts 仮面ライダー(シン・仮面ライダー) ミニレビューになります。
(全体像)
庵野秀明監督作品「シン・仮面ライダー」の主人公仮面ライダー1号のフィギュアーツが発売されました。全身のデザインはTVシリーズ「仮面ライダー」の仮面ライダー1号に近いイメージですが、目が薄いピンク色やマスクから髪の毛や首の皮膚がのぞく「仮面ライダー THE FIRST」「NEXT」に登場する仮面ライダーに似ています。 胸部や腰のベルトの細かいモールド等も再現されており、脚や腕にはしわも造形されていました。
(各部)
頭部は形状はTVシリーズの仮面ライダー1号に似ていますが、目が薄いピンク色や各部にビスのようなシルバーの点で再現されていました。
首のマフラーは360度回転可能ですが、私の購入分では少し回りにくかったです。
マスクから髪の毛や首の皮膚がのぞく造形となっていました。
未視聴なのでわかりまませんが、マーキングが綺麗にプリントされていました。
胸部にはチャックやビスのような部分がシルバーの塗装で再現されており、モールドも設けられリアルな仕上がりでした。また、腕はザラザラとした表面処理が全体に渡って施されており、しわが寄った造形が再現されていました。
ベルトは中央のタイフーンや周囲のデザインの細かく再現されていました。
背中の昆虫の羽?のようなデザインが再現され、スーツ部分は前方と同じくしわが造形sで再現されていました。
脚のブラックカラーの部分は腕と同様にしわがよったような造形になっており、ブーツ部分も足首にしわが造形され少しかかとの高い造形も再現されていました。
(オプション)
ハンドは本体付属の2つに加えて握り、開き、ポーズの3種類が付属していました。
コート
予告画像でも印象的だったコートは布製のものが付属します。裏地からはけっこう糸が出ていたりと縫製はあまり良くないようですが、ボタンやベルトも再現されていました。
コートを着せた状態。生地が厚いこともあり若干着ぶくれしやすかったですが、着せることで大きく見て目が変わりますね。
コートの縁にはワイヤが仕込まれており、形状ををある程度変えることができました。 できればコートのベルトにもワイヤがあるとよかったですね。
(可動性)
頭部は後ろ方向とマフラーが左右に回転させにくい以外は良好でした。
胸部は腹部から上に引き上げることができ、前後左右にかなりの可動域がありました。
腰は360度回転が可能で、胸部も左右に20度ほど回せました。
腕は横には約100度まで上がり、ひじは120度、前後には360度回転が可能でした。
胸部パーツは浮かせて左右に回転が可能でしたが、腕や胸部の可動部位や大きく変わらないのが気になりました。
脚には引き出し機構などはなく前方には90度まで上がり、ひざは120ほどまで曲げられました。
脚は横に130度ほど開脚が可能でした。足首はあまり可動部位が広くなく、接地性はあまり良くありませんでした。
以上、S.H.FIguarts 仮面ライダー(シン・仮面ライダー)ミニレビューでした。
(総評)
本編未視聴のため比較はできませんが、外見は仮面ライダー1号をベースとしているようですが現代風にアレンジされており、それに合わせて造形が細かくなったところを小さいながらも詳細に作られていました。
コートは裏地の縫製が少し雑で生地の厚さもあり着せると着ぶくれ気味になりますが、ワイヤが仕込まれてポーズに合わせた躍動感を出すことができます。
可動性は良いほうでしたが、胸部のギミックがあまり可動性向上に生かされていないのと足首などはもう少し高いとよかったですね。
今後は2号が予約が始まっていますが、他の登場人物や変身前のアーツまでフィギュア化されるか気になります。
それでは短めですが今回はこれにて。
S.H.Figuarts 仮面ライダー第2号(シン・仮面ライダー)