ホットトイズやバンダイなどのヒーローフィギュアのレビューをしています。
今回は、S.H.Figuarts アーニャ・フォージャー せいふくばーじょん ミニミニレビューになります。
(全体像)
ジャンプ+で連載中かつアニメも2期と映画公開が決定している「SPY×FAMILY」より、主人公の「アーニャ・フォージャー」がS.H.フィギュアーツブランドでせいふくばーじょんとして発売されました。ワンピースの普段着版も2022年に発売されましたが、 今回は劇中でアーニャが通う名門校「イーデン校」の制服版となります。
身長は通常版とほぼ同じ8センチですが、制服は通常版のワンピースよりも腕や脚が大きく造形されていました。
(各部)
頭部は新規造形で髪型がわずかに変わっており、通常版と同じく劇中イメージに近いイメージを再現できていました。
通常フェイスは口角が上がった微笑んだ表情で、通常版と同じくアイプリントも綺麗で肌の色もほぼ同じカラーになっていました。
髪の毛のカラーは少しくすんだ感じになっていましたが、頭の飾りは艶ありの塗装に変更されていました。
制服の胴体部分は軟質素材で通常版と同じく側面が分割されていました。胴体と腕は、通常版よりも大きく作られていました。
胸元の留め具?やリボン、前面の破線のデザインも細かいながらも塗装ミスなく再現されていました。
制服の袖口や裾のゴールド塗装部分の模様も細かく再現されており、制服の腹部あたりにはしわが造型されていました。脚も靴も新規造形で、タイツや製靴が再現されていました。
後ろも前方同様に制服のデザインが細かく再現されており、腕部分にはしわも造型されていました。
比較
通常版との比較。大きさはほぼ同じですが、制服の分ボリュームは通常版よりも少し増していました。
(オプション)
ハンドは本体付属の2つに加えて、開き、握り、そして新規となる指をさしたポーズ手が左右付属します。
フェイスパーツ
フェイスパーツは本体も合わせると7つ付属しており、 通常版よりも2つ多かったです。それでも劇中の表情豊かなアーニャの顔をすべてはカバーできませんが、どれも劇中シーンを良く再現しており通常版にも取り付け可能でした。
(可動性)
頭部の前後左右の可動域は通常版よりも向上していました。
腕の可動性はほぼ同じでしたが、ひじは若干ですが制服版のほうが深く曲げられました。
制服の軟質素材が通常版よりも柔らかいので、脚を60度くらいまでなら上げることができ、後ろにも45度ほどまで上げられました。
制服の切れ目にあわせることで、脚は左右に140度ほど開脚でき、足首の前後左右の可動性も高く接地性は良好でした。
(そのほか)
劇中ではドッジボールの時の気合を入れたときの表情などが近かったですが、威張ったポーズや走るなどにも合いそうですね。
この表情はペンギンコーナーを覗き込むときの表情に近いですが、ほかにも興味津々なポーズにも対応できそうですね。
劇中ではお菓子を買ってもらったときの笑顔が近かったと思いますが、色々なポーズに合いそうな表情ですね。
この表情はダミアンを魅了?した謝るとき表情ですが、劇中再現ポーズでもいいですが他に泣いた場面の再現でもいいかも。
アーニャ「こたえは3/3!」
授業で間違った答えを言って不正解だったときのかんじで
ダミアンに犬のこと聞いて相手にされなかった時の表情。通常版の驚いた顔よりもさらにショックを受けた感じのポーズに合いそうですね。
印象的なアーニャわくわくのときの表情で。
通常版のフェイスパーツにも交換でき、余裕の笑みの状態も再現可能。
ダミアンをパンチで吹っ飛ばすときの表情はないのですが印象的だったので一応。個人的にはこのあとのスネ夫みたいに口がとんがった表情が面白かったのでほしかったです。
以上、S.H.Figuarts アーニャ・フォージャー せいふくばーじょん ミニミニレビューでした。
(総評)
通常版も出ましたが今回はほぼ新規造形で作られており、フェイスパーツも7つに増え劇中を再現した多彩な表情が充実していました。可動性も胴体の制服部分の素材が通常版よりも柔らかくなっており、脚の可動性が高くなってよりポーズをつけやすくなりました。ただ余裕の笑みフェイスがこちらにはついていないので、劇中を再現して飾りたいならば通常版のフェイスを使う必要があります。可動性の向上やフェイスパーツも多いので、通常版と比べるとこちらのほうがプレイバリューは高かったです。
今後はロイドとヨルの普段着のフィギュアーツも発売されるので、アーニャと合わせて飾るならばそちらのほうが合っていそうですね(特にヨルさんは)。あとはボンドも出る予定のようなので、そのあとは拷問が仕事の弟まで出るのかが気になります。
それでは短めですが今回はこれにて。