「ULTRA-ACT グリッドマン」代行レビュ― - ヒーローフィギュアをレビュー!

「ULTRA-ACT グリッドマン」代行レビュ―

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今回は、
「ULTRA-ACT グリッドマン」の代行レビュ―です。

1993年に放送された特撮番組「電光超人グリッドマン」の主人公
「グリッドマン」の「ULTRA-ACT」です。

「電光超人グリッドマン」は、「ウルトラマン」と同じ「円谷プロダクション」制作の特撮番組です。
「ハイパーワールド」からやって来た「魔王・カーンデジファー」が、
「コンピュータワールド」を通じて地球を征服しようと暗躍します。
それを阻止するため、地球にやって来た「ハイパーエージェント」が、
「グリッドマン」となり、主人公「翔 直人」が彼と合体し、「カーンデジファー」と戦います。

私は本作品については未見で、放送当時、
再放送の「仮面ライダーBLACK RX」の合間に流れていた
「グリッドマンの玩具のCM」で作品の存在を知りました。

2000年代に入ると、「電脳冒険記ウェブダイバー」
「サマーウォーズ」「アクセル・ワールド」「ソードアート・オンライン」等の
「電脳空間が舞台のアニメ」が多数制作されるようになりました。

しかし、「グリッドマン」放送当時は、インターネットも普及しておらず、
「コンピュータワールド」での「グリッドマン」の戦闘場面は非常に斬新だったそうです。
正に時代を先取りした作品だったようです。

よく考えてみると、「ネット世界」を通じて、地球の征服を企む「カーンデジファー」は、
現代社会に現れたら恐ろしい存在ですね。

「ウルトラマン」的な「巨人ヒーロー」である「グリッドマン」が、
「巨大ロボ」である「ゴッドゼノン」と合体して「サンダーグリッドマン」になるというコンセプトが斬新でした。

「グリッドマン」のサポートメカ「サンダージェット」・「ツインドリラー」・「ゴッドタンク」の三機が合体し、巨大ロボ「ゴッドゼノン」となり、それら三機のメカが「グリッドマンの鎧」となって、「サンダーグリッドマン」が完成します。 そして、 2機の戦闘機「ダイナファイター」と「キングジェット」が合体して「ドラゴンフォートレス」となります。 「ダイナファイター」は「グリッドマン」の武器「ドラゴニックキャノン」に変形します。 そして「ドラゴンフォートレス」はティラノサウルス型サポートロボ「ダイナドラゴン」に変形します。 さらに、「グリッドマン」と「キングジェット」が合体して、「キンググリッドマン」が完成します。

「グリッドマン」の声は、「ウルトラマンゼロ」が結成した「ウルティメイトフォースゼロ」の1人「ミラーナイト」の声と同じ「緑川光さん」です。
前置きが長くなりましたが、レビューです。

※本レビューには、作品の設定と異なる内容の写真が含まれますが、飽くまで趣味として撮影した物なのでご容赦願います。 また、未見のため、武器や必殺技を使う場面は全て勝手な想像で撮影しましたので、そちらもご容赦願います。 題材として取り上げたキャラクターや作品を馬鹿にする意図は一切ありませんので、ご了承願います。

 


(全体図)
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(付属品)
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交換用手首(左右各4種)グリッドビーム再現パーツバリアーシールドグリッドマンソードプラズマブレード

(「頭部」アップ)
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どことなく「ウルトラマンっぽい顔」がしっかりと再現されています。 「両眼」と「額の装飾」がクリアパーツで再現されています。
(「肩パーツ」アップ) gdm009.jpg gdm010.jpg
「両肩の装飾」は可動します。

(「胸部」アップ)
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「胸部の装飾」も「クリアパーツ」で再現されています。

(「グラン=アクセプター」アップ) gdm012.jpg gdm013.jpg
左腕の「グラン=アクセプター」は向きを変えて正面に向ける事ができます。

(グリッドビーム)
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「グラン=アクセプターのパーツ」を「グリッドビーム再現パーツ」に交換して、「グリッドビーム」を再現できます。

(プラズマブレード) gdm015.jpg gdm016.jpg
(バリアーシールド) gdm017.jpg gdm018.jpg gdm019.jpg gdm020.jpg gdm021.jpg
「バリアーシールドのグリップ」は可動して、向きを変える事ができます。

(グリッドマンソード) gdm022.jpg gdm023.jpg
「プラズマブレード」と「バリアーシールド」を合体させた「グリッドマンソード」が付属します。 「バリアーシールド」と「プラズマブレード」の分離・合体はできません。

(「背部」アップ)
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「背部の穴」に別売りの「魂STAGE ACT.4」をジョイントする事で、ディスプレイする事ができます。

(「バックパック」アップ) gdm066.jpg gdm067.jpg
「バックパックの蓋」を取り外すと「2つの穴」が現れます。 「サンダーグリッドマン」と「キンググリッドマン」のパーツを装着するための物でしょうか?

(「脛」アップ)
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同様に、「脛のパーツ」を取り外すと「2つの穴」が現れます。



(以下適当にポーズ) gdm026.jpg gdm027.jpg gdm028.jpg gdm029.jpg gdm030.jpg gdm031.jpg gdm032.jpg gdm033.jpg gdm034.jpg
(ネット世界を席巻する「ラブマシーン」) gdm035.jpg
(気配を感じて振り返る「ラブマシーン」) gdm036.jpg
(「キングカズマ」…ではなく「電光超人グリッドマン」参上) gdm037.jpg
(対峙する「グリッドマン」と「ラブマシーン」) gdm038.jpg
(「ラブマシーン」の蹴りを受け止める「グリッドマン」) gdm039.jpg
(「ラブマシーン」のパンチをかわす「グリッドマン」) gdm040.jpg
(「グリッドマン」のパンチを受ける「ラブマシーン」) gdm041.jpg
(「ラブマシーン」に飛び蹴りする「グリッドマン」) gdm042.jpg
(「ラブマシーン」の矛で突かれる「グリッドマン」) gdm043.jpg
(地面に押さえつけられる「グリッドマン」) gdm044.jpg
(体勢を立て直す「グリッドマン」) gdm045.jpg
(「プラズマブレード」を取り出す「グリッドマン」) gdm046.jpg
(「プラズマブレード」を矛で受け止める「ラブマシーン」) gdm047.jpg
(「ラブマシーン」の矛を「バリアーシールド」で防ぐ「グリッドマン」) gdm048.jpg
(「プラズマブレード」で「ラブマシーン」を斬りつける「グリッドマン」) gdm049.jpg
(「プラズマブレード」と「バリアーシールド」を構える「グリッドマン」) gdm050.jpg
(「プラズマブレード」と「バリアーシールド」を合体させ「グリッドマンソード」完成) gdm051.jpg
(突進する「グリッドマン」) gdm052.jpg gdm053.jpg
(「グリッドマンソード」で斬られる「ラブマシーン」) gdm054.jpg
(大ダメージを受ける「ラブマシーン」) gdm055.jpg
(「グラン=アクセプター」を構える「グリッドマン」) gdm056.jpg
(「グリッドビーム」炸裂) gdm057.jpg gdm058.jpg
グリッドマン「グリッド~ビーム!!(緑川ボイス)」

(「グリッドビーム」を受ける「ラブマシーン」) gdm059.jpg
(崩れ落ちる「ラブマシーン」) gdm060.jpg gdm061.jpg
(「ラブマシーン」撃破) gdm062.jpg

(「グリッドマン」」&「ウルトラマンメビウス」2ショット) gdm063.jpg

(「ゴモラ」&「ゴルザ」と戦う「グリッドマン」&「メビウス」) gdm064.jpg

(握手を交わす2大ヒーロー) gdm065.jpg
※「メビウス」はテレビ本編第27話にて電脳空間で戦った事があります。



(総評)
(長所) 「グリッドマン」のデザインがしっかりと再現されていて良かったです。 「プラズマブレード」と「グリッドマンソード」が共に刃がメッキ仕上げで、とてもきれいでした。 「グラン=アクセプター」の向きを変えて「グリッドビーム」のポーズがしっかりと決まる点が良かったです。 同シリーズの「ウルトラマンメビウス」の「メビウスブレス」も同じ構造にしてほしかったです。 「グリッドビーム再現パーツ」のおかげで、「グリッドビーム」のシーンがかっこ良く決まる点が良かったです。

(短所) デザインの都合上、胸部の可動範囲が狭い点が残念でした。 「肩の装飾」が、すぐに動いてしまうため、ポーズをつける際、いちいち調整しなくてはならず、少しストレスを感じました。 それと、本商品に限りませんが、「ULTRA-ACT」の商品では「フィギュア本体の足の付け根の関節」が緩く、単体では立たせられない事が多いです。 一刻も早く改善してほしいと思います。

残念な点はあったものの、「ULTRA-ACT」として商品化された「グリッドマン」を実際に手に取って遊んでみてかっこいいと思いました。 さて、「グリッドマンのULTRA-ACT」の商品として、 2013年1月に「サンダーグリッドマン」が発売予定です。 しかし、上記商品は、本「グリッドマン」にパーツを装着させて「サンダーグリッドマン」の状態にできますが、「サンダージェット」「ツインドリラー」「ゴッドタンク」等の3機のメカの状態にしたり、「ゴッドゼノン」に合体させる事はできません。

本シリーズで「グリッドマン」が商品化されるという情報を見てから、「サンダーグリッドマン」や「キンググリッドマン」の事を知り、それぞれの「合体・変形」等の設定に 非常に魅力を感じました。 そのため、「グリッドマン」に続く商品を非常に楽しみにしていました。 しかし、今回公開された「サンダーグリッドマン」の商品の詳細を見てがっかりしました。 何故元々あるプレイバリューを下げる様な事をするのでしょうか。

今までの「バンダイコレクターズ事業部の商品」の完成度を見ていると、「ゴッドゼノン」への「合体・変形」を再現できる「サンダーグリッドマン」を商品化する事ができたと思います。 それなのに、今回のような状態で、商品化された事が、納得できません。 本「サンダーグリッドマン」以外でも、 2013年1月発売予定の「ROBOT魂」の「イージスガンダム」と「ZZガンダム」が、「合体・変形」が再現できないそうです。

「合体・変形」を省略した理由については「アクション性を重視したため」と説明されていましたが、言い逃れとしか思えませんでした。 上記商品以外にも「プレミアムバンダイ限定販売商品」の「S.H.フィギュアーツ」の「パワーダイザー(「仮面ライダーフォーゼ」)」や「チダ・ニック(「特命戦隊ゴーバスターズ」)」等も「変形」は再現できません。 「ロボット」と「バイク」に変形する「仮面ライダー555」の「オートバジン」も、「S.H.フィギュアーツ」として参考展示されたきり商品化の予定が出ていません。

メーカー側としては、余計なコストを抑え、手間を省くため、「合体・変形」を省略して商品化する方針なのかもしれません。 しかし、本来そのキャラクターの売りである「合体・変形」はやはりきちんと取り入れた上で、商品化してほしいです。 今回の「サンダーグリッドマン」は、捨て値になるまで買う気になれません。 ぜひ、「サンダージェット」「ツインドリラー」「ゴッドタンク」が「グリッドマン」に装着されて、「サンダーグリッドマン」になり、さらに3機が合体して自由なポージングを決められる「ゴッドゼノン」になる「ULTRA-ACT」を出してほしいです。 もちろん「キンググリッドマン」も本シリーズで商品化してほしいです。 その際は、ちゃんと「ダイナファイター」と「キングジェット」が「ドラゴンフォートレス」に合体し、そこから「ダイナドラゴン」に変形できる商品にしてほしいです。 そして「ダイナファイター」は「ドラゴニックキャノン」にも変形し、「グリッドマン」に装備できるようにしてほしいです。

単に「グリッドマン」にパーツを着けて「キンググリッドマン」にするだけの商品には絶対にしてほしくないです。 それから、敵キャラの「カーンデジファー」も商品化してほしいです。 それでは、今回はこれまで!

追記
2018年後期にアニメ「SSSS.GRIDMAN)が放送され、本作のグリッドマンがアニメにも登場するなど活躍するシーンがありました。アニメの人気も上々だったようなので、ULTRA ACTが終了した今フィギュアーツで電光超人グリッドマンをフィギュア化してほしいですね。その際はゴッドゼノンやダイナドラゴンとの合体ができるものが出ることに期待したいです。

 


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