ホットトイズやバンダイなどのヒーローフィギュアのレビューをしています。
今回は、ホットトイズ アイアンマン3 トニー・スターク(開発作業版)レビューです。
今回は、時間の関係で前後編に分けます。
今回のトニー・スタークは、「アイアンマン3」に登場した際のものをフィギュア化しています。開発作業版ということで、このセットには、トニーのラボでのシーンで着用した衣装及び道具、アーマーなどが付属しています。
いままで、ロバートダウニーJRのヘッドは多数出てきましたが、毎度クオリティは上がってくるものの、決定版といわれるものはなかなかありませんでした。今回のものがどうであるか、そしてアイアンマンマーク42アーマーや付属品の完成度がどうであるかが気になるところです。
それではレビューを始めます。
劇中でアイアンマン マーク42の開発作業をしている際の服装のトニー・スタークです。この服装は、素体の体型は、ノーマルのものより筋肉質な体型をしており、腕なども筋肉質になっています。
(ヘッド) ヘッドは、アイアンマン3出演時及び現在のロバート・ダウニーJr.氏の顔を、いままでのヘッドの中でも、もっとも本人に近く作られていると思います。
後ろから見ると目立ちますが、前方及び側面からだと、あごと首の境目が目立ちにくくなっているように見えます。様々な方向から見る際にも、より見栄えが良くなっていると思います。
前髪のボリュームは若干劇中のほうが薄めですが、顔の輪郭や皺の再現も見事です。
まつ毛や眉毛の細かい塗装や、白目の部分の血管の再現など、細かい部分まで作りこまれていますね。これで眼球可動システムも搭載していればもっとよかったのに、と贅沢にも思ってしまう出来でした。
(各部)
服は、劇中では二枚重ねて着ているようですが、フィギュアでは下のシャツの袖は上の衣装に一体化しています。袖の網目状のデザインや縫製も問題なく仕上がっています。
腕は筋肉質なボディの腕になっています。
カジュアルな感じのズボンは、素体の足の形状に合わせてぴったりとフィットして作られています。
背面の細かい網目状のデザインの再現は小さいながらよく再現されていますね。ズボンのポケットも縫製部のほつれなどもなく、問題点はみられませんでした。
(可動性)
首とヘッドは別パーツになっており、上下には良く動きます。左右にはあまり傾きませんが、左右の回転は問題なく動かせます。
腕は衣服の干渉があるものの、上下左右に可動できます。肘は構造上90度が限界のようです。
足は太腿は約90度、ひざは120度くらい曲がります。ただ、ズボンの干渉があるので股は左右には写真ぐらいが限界のようです。
(オプション)
ハンド
ハンドは、握り手、持ち手、開き手が左右前6個付属します。
工具など コード(白、青)、ペンチ、ラジオペンチ、ドライバー、ビデオカメラが付属します。ペンチなどはそれぞれ開閉可能です。
ビデオカメラは側面が開いて液晶画面をオープンした状態にもできます。
アイアンマンヘルメット
アイアンマンマーク7のヘッド(?)のようです。ライトアップ用のギミック非搭載ですが、外側の塗装や造型は通常のものと遜色ありません。
アイアンマン マーク7(?)のマスクのように見えます。ただ、マーク7のヘッドにははまらなかったので、別のアーマーのものかもしれませんが判断がつかなかったです。ただ、マーク7の目より幅が狭かったので、次のアーマーからは劇中のように目が細くみえるようになる改良の布石かもしれません?
ヘッドセットが付属し、ヘッドの後ろからはさむ感じで装着できます。左目のスクリーンをクリアーパーツで、そのほかヘッドセットの形状など、細かい部分の再現も良いですね。
アーマーパーツ。アイアンマンマーク7(?)のハンド、首パーツ、肘のパーツらしき部品もあります。ハンドは指間接が可動するタイプでした。
(雑誌)
劇中でのトニースターク及びアイアンマンの特集が組まれた雑誌も1/6スケールで付属していました。表紙や各ページの中身までしっかりと再現してありました。このスケールで、ここまでこだわって作られている書類も珍しいですね。
設計図
アイアンマンの設計図です。どうもマーク7のプロトタイプの設計図のようですが、これも細かい部分も見えるように細かく印刷がなされています。
マーク42パーツ(展開状態)
腕部分の脚部分の展開したアイアンマンマーク42用のパーツです。劇中でトニーに呼ばれて飛んでくる時のパーツの形態のようです。
展開した内部部分も、ブルーとシルバーの塗装で金属の質感を再現しています。
アイアンマン マーク42装着可能パーツ
装着用 アイアンマン マーク42 パーツです。リパルサーレイ照射用ハンドと手首、開き手、握り手、手首、腕がそれぞれ左右分付属します。手首には裏にR(右)、L(左)と書いてあり区別しやすくなっています。
装着
マーク42パーツを一部装着した状態です。腕は腕部分を交換、脚部は靴を外してからアーマーを取り付けます。腕、脚ともに不具合はなく、しっかりと接続できます。
腕の可動性は肘はノーマルと同じですが、アーマー部分はマグネットで肘と接続されているので左右に回転することができます。
腕とアーマーはマグネットで接続してあるので、肘部を外してパーツだけでディスプレイすることもできます。
脚の部分は、脚部と靴部がぴったりと装着できます。脚部の背面下には可動部分があります。
靴部はノーマルの靴と同様に接続されており、接地性が高くポージングの幅や自立性が高ままっていました。
ライトアップ
トニーの胸に輝くアーク・リアクターは、今回はライトアップすることができます。
アークリアクターは、青く中心部が強く発光します。そのため、服を着ていてもそれを上から透過して見ることができます。 映画第一作のように中を外すことはさすがにできないようです。
アークリアクターは、背中のスイッチでONOFFできます。一応服の上からでも操作できます。
両手のアーマーのハンドパーツは、アイアンマン本体と同じく、リパルサーレイ発射装置が発光します。
時間の関係で、今回はここまでにします。次は不器用アームやステージ等を追加する予定です。
それでは一旦はこれにて。