ホットトイズやバンダイなどのヒーローフィギュアのレビューをしています。
今回は、ホットトイズ アイアンマン3 トニー・スターク(開発作業版)レビュー(後編)です。
前編はこちら
ベース
ベースは、スタンドが設置できる中央部と、周りを囲むステージ部、それを囲む床部から構成されています。
階段様部分、接続部、コードなど再現されています。ただコードだけは説明書のようにはうまく入りませんでした。
台座は、単4電池3つをセットして発光することができます。発光はさほど強くないですが、電池の消費は少なめなので、長く点灯することができます。
机 トニーの工具等を置く机です。脚にキャスターが付属し各自回転します。下にはもう一つ台があり、工具等を載せることができます。
しかし、この机はどうもジョーカーDX2.0に付属していた机の改良版のようです。キャスターと下の台を付けると同じだと思います。
設計図や工具、パーツなどを上に置いて、劇中を再現することができます。
不器用アーム
アイアンマンではおなじみの不器用アームも付属します。不器用アーム自体はメカテスト版、アーマー装着機にも付属していたようですが、それらとは側面のマーク及び移動用の台車が違っているようです。
アームの先端は開閉が可能で、先に劇中のようにビデオカメラを持たせることも出来ます。ただし、アーム先端の保持力は低いので結構持たせにくいです。
可動性
先端部分は左右と上下に可動し、ポール部分も左右に回転します。
元の部分は、連動して前後にアームを伸ばすことができます。
台車との接続部は、360度回転が可能です。
各部にはコードで接続されている部分がありますが、先端部分などはコードによって可動が制限されているものもあるようなので、動かす場合には注意が必要です。
(そのほか)
ホールオブアーマーがないので、後ろにマーク1から7まで立てて見ました。ちなみにマーク1はバージョン1のものです。しかしこの幅だとバックペーパーも限界・・・もっと広いものを探さないと・・・
マーク42アーマーを完全に装備していないけどパワースマッシュのつもり。今後出るマーク42にはこちらのトニーにも装着できるパーツが少しはあってほしいですね。
以上、ホットトイズ アイアンマン3 トニー・スターク 開発作業版 レビューでした。
(総評)
良かったところ
ヘッドは今まででもっとも本人に似ていると思われる
アークリアクター発光対応素体や発光ベースなどギミック搭載
多数のアーマー、工具、ベースなど付属品が非常に充実
気になったところ
フィギュアの肘関節が固め
今回のフィギュアでもっとも特筆すべき点は、もっとも本人の顔に近くなった造型のヘッドだと思います。今まで多数のトニーヘッドが出ていますが、どの方向から見ても破綻がなく、このヘッドがアイアンマン3のトニーとしては決定版だと思います。
また、ライトアップ機能つきの素体やベース、着脱可能アーマーや多数の部品や工具など、劇中のトニーの開発室の雰囲気を再現できるオプションが揃っていました。特にベースに関しては、今後発売されるホールオブアーマーが劇中でも出てきたマーク42等ともからめてディスプレイが可能で、拡張性が高いと思います。
一つだけ気になったのは、素体の肘関節がかなり硬いので、無理やり力を入れて折ってしまわないように気をつけたほうがいいと思います。
あと、拡張性は高いのですが、現時点のベースだけでもかなりのスペースをとるので、それにホールオブアーマーなどをあわせるとかなりディスプレイする場所が必要だと思います。
ホールオブアーマーは私も一つしか買っていないので、もしトニー開発室を再現するならば、ホールオブアーマーの写真を後ろにおくか、海外の方がされているような自作ペーパークラフトホールオブアーマーなどでスペースと費用を抑えるのもいいかもしれませんね。
値段は高価ですが、現時点ではもっとも似ていると思われるトニースタークフィギュアと開発作業室のセットに加え、アイアンマンフィギュアを使用したディスプレイや修理等の再現にも対応できるセットだと思います。
今後は、劇中でもこの開発室で完成したアイアンマンマーク42、アイアンパトリオット、ウォーマシーンマーク2、トニースターク襲撃版、マンダリン、シルバーセンチュリオン等がラインナップされています。さらにペッパーボッツも開発中とのことで、今後もアイアンマンシリーズは多数出てきそうです。
それにしても、トニースタークやアイアンマンはDXが出ていないので、眼球可動システムを搭載したトニースタークも出てほしいですね。
長くなりましたが、それでは今回はこれにて。