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ホットトイズやバンダイなどのヒーローフィギュアのレビューをしています。
ホットトイズ クォータースケール ダークナイト・ライジング バットマン レビュー(後編)です。
前編はこちら
同様に劇中のガン形態にも変形可能です。今回はボムガンの接続部がよりしっかりと接続できるように改良されていました。
背中には粘着式ボムガンを分離してセットできます。1/6とは違って専用のパーツを介してベルトにセットします。
装備状態。
スタンド
スタンドは、1/6のような通常型のものではなく、劇中の一場面(どこかわかりませんが)を再現したような特殊なスタンドになっています。
破損した鉄柱や石、地面が再現されています。
スタンド正面にはバットマンのプレートがあります。
スケアクロウマスク
スタンドでディスプレイ用のスケアクロウのマスクが付属します。粗い布の縫目などを詳細に再現しています。届く前は布製かと思ったのですが、実際は軟質素材でできていました。
ベインマスク
破損したベインマスクが付属します。前方の管なども再現されています。
ジョーカーマスク
銀行強盗時にジョーカーが被っていたクラウンマスクも付属します。塗装にミスはなくサンプルどおりの仕上がりだと思います。
瓦礫(?)
クラウンヘッド以外は適当に配置して、バットマンとともにディスプレイできます。
トイサピエンス限定版 バットマンマスク
トイサピエンス限定版には、バットマンのマスクが付属します。
(可動性) 首とヘッドは磁石で接続されているので可動性は高いのですが、あまりヘッドを傾けると外れてしまうので注意が必要です。首自体は前後左右に少し動きます。
肩はほぼ自由に動かせ、肘も約120度くらいまでは曲げられます。肩、肘ともにクリック式の間接になっており、曲げたままの保持力は高いです。
手の接合部は90度は無理ですが、腕が外れずかなり曲げることができます。
腰は背面にはある程度曲げられます。前方にも曲げられますが、腹のスーツが邪魔して保持性は低いです。
股は左右には120度くらいまでは曲げられます。
ひざは100度くらい?、踝は左右前後にかなり曲げられます。
足の各部の可動性と保持力が高いので、しゃがんだポーズもなんとか取れると思います。ただ、無理すると股が裂ける可能性があるので注意が必要です。
香港潜入
クリスチャン・ベール氏演じるバットマンはダークナイトシリーズで見納めですが、すでに次のバットマン関連の映画での配役も決まっているそうです。さすがにダークナイトバットマンのフィギュアはこれで一段落と思いますが、次のバットマンの立体化にも期待できそうです。
以上、ホットトイズ クォーター・スケール ダークナイト・ライジング バットマン レビューでした。
(総評)
良かったところ
ダークナイト、ダークナイトライジングの劇中のバットマンの装備が付属
各関節がクリック式になっており、1/6よりも間接の保持力が向上
スーツ、ベルト、ヘッドなど、スーツのより詳細なデザインを再現
気になったところ
胸のアーマーと腹アーマーがずれているような
眼球可動の際のピンセットの使用感
ホットトイズクォータースケール第二弾(番号的にはこちらが第一弾)としてリリースされたバットマンですが、現時点出ているダークナイトバットマンとしてはもっとも作りこまれたフィギュアだと思いました。付属品は、1/6スケールでのダークナイトDXとライジングDXの付属品+新規オプションといった内容なので、「ダークナイト」、「ダークナイト・ライジング」どちらも劇中の武装が再現可能です。
ヘッド、ボディ、ベルトや武器などに関しても、1/6では再現できなかったより詳細なディテールが再現され、劇中のスーツにもっとも近い出来になっていると思います。
各関節の可動性はクリック式の間接により1・6のようにスーツに干渉されず曲げたまま保持することが出来ます。特に股関節の可動性は1/6よりも深く曲げることができ、しゃがむポージングもなんとか可能でした。
ただ、私の購入分は胸のアーマーと腹のアーマーの接合部が若干ズレているようで、このような点はないように点検して欲しかったですね。あと、眼球可動システムは1/6とは違って左右独立して動かせるようになっていますが、操作スティックが端についてしまうと付属のピンセットでも操作しにくかったのは残念でした。加えて贅沢な希望かもしれませんが、ブルース・ウェインヘッドにも眼球可動を採用してくれても良かったかなとも思いました。
少し残念な点はありますが、1/6を超える詳細なディテールを再現し、ダークナイト、ダークナイトライジング両方を再現できるバットマンの決定版だと思います。値段が高い上にディスプレイする場所をとるのが悩ましいですが、ダークナイト版バットマンの最高フィギュアとして損はない完成度を誇るフィギュアでした。
ホットトイズの次回のクォータスケールの予定は未定ですが、これくらいのバットマンが出てしまうとやはり同じクオリティのヒースジョーカーが欲しくなってしまうところです。しかし現在のところは版権等の問題があり出るかどうかは不透明ですが、銀行強盗、通常等劇中の服装をすべて再現可能な眼球可動のジョーカーも期待したいしたいところです。そうでなければアイアンマンマーク3などにも期待したいですが、このシリーズでは同じキャラのリニューアルはせずに、今後もこれ以上はない決定版のものだけをリリースしてほしいですね。
それでは今回はこれにて。