ホットトイズやバンダイなどのヒーローフィギュアのレビューをしています。
今回は、ホットトイズ アイアンマン3 トニー・スターク (マンダリン邸襲撃版)(トイサピエンス限定)のレビューです。
それではレビューを始めます。
(全体像)
劇中では、マンダリン邸襲撃前の買い物から、最終局面まで対応できる衣装になっています。 パーカーは帽子やポケットも再現されており、かぶったり手を入れたりするポーズにも対応できます。パーカーの各部のチャックはちゃんと開閉できます。
(ヘッド)
ヘッドは全体的に開発作業版とほとんど同じですが、顔のキズと、視線が若干右に向いているのが違いです。視線が右によっていることで、銃撃等のアクションに合わせたディスプレイが可能ですが、できれば眼球可動システムを搭載してほしかったですね。
(各部)
アークリアクターは、開発作業版と同様に背中のスイッチで点灯できます。
上着を脱がすと、劇中で着ていたA.I.Mのシャツが現れます。胸のアークリアクターの光は結構強いので、写真よりも強く輝いて見えます。
スニーカーは紐で別に再現されていないものの、側面や裏面なども細かく再現されています。
(オプション)
ハンドは計5種類、両手ともに銃用のハンドが付属します。
サングラス
サングラスはレンズにブラウンのカラーが入っており、ヘッドにもしっかり固定できます。
バックパック
バックパックは、各所にアクセサリをセットできるようになっています。各部に設けられているチャックは開閉可能です。
後ろ側も手抜かりなく仕上げられています。バックパックのベルトの接続部も着脱可能なので、首から通さずにフィギュアにセットできます。
バックアップ装備
ペンチ、限定モノの腕時計、注射器セット、スタンガン、紐付分銅
アイテムはそれぞれバックアップにセットでき、手に持たせることもできます。
分銅は紐を外して伸ばすことができます。
しかし私の購入分では、注射器セットはびんと注射器の先が非常に硬く、
サンプルの画像のように注射器を外すことができませんでした。
別の商品なら外せるのかもしれませんが、そうでないならば注意が必要と思いました。
限定モノの腕時計
劇中では、少年の妹のものを借りた時計ですが、マンダリン邸でキリアンの部下に破壊されてしまいます。劇中では女の子のキャラクターが描かれていましたが、このフィギュアでは時刻と上のデザインだけが再現されたシールを貼るようになっています。
キャラクターに版権等あるのかもしれませんが、そこは残念でした。
付属のペンチは、リュックに挟むだけでなく、開くとちゃんとペンチになります。
クリスマスボール
クリスマスボールは、バックパックの紐にくくりつけて装備します。
説明書ではバックパックの紐の元の方に付けるのですが、
写真では先に付けてあるのですいません。
新聞
トニーが行方不明になったことが書いてある新聞です。記事内容は読めませんが、トニーの写真や見出しは読めるようになっています。関係ないですが、新聞の題字がニューヨークタイムズに似てますね。
ネイルガン
マンダリン邸を襲撃する際に使用した手作りの銃です。可動部分等はありませんが、劇中のものを細かいところまで再現しています。
機関銃
劇中では、キリアンの部下から奪った機関銃です。
特にギミックもなく平均的な作りです。
マンダリンの部下に使用した電流グローブは、ねじれた導線やランプなども細かく作られています。このグローブに付属しているコネクターはハンドのものと比べて小さめでした。
パワードスーツ装着用パーツ
劇中ではマンダリン邸に真っ先に飛んできた右手、左足のアーマーが付属しています。開発作業版と比較して、劇中で負ったダメージが再現されています。
ホログラム付きヘッドセット
劇中では、リモートコントロールでマーク42を操っていた際に見られたホログラムを再現したパーツです。クリアーパーツで作られており、ヘッドにぴったりとセットすることができます。
劇中では、テネシー州の町でのキリアンの部下との戦闘で使用した武器です。
細かく作られており問題はないのですが、今後、テネシー州トニーが限定で出るらしいので、劇中再現したい人はそちらのほうを購入したほうがいいかもしれません。
(そのほか)
マンダリン邸潜入のまね
ちょうどいい敵キャラがいなかったので、要さんで代用。
スタンドの広告でこのトニーを使うならば、ダイナミックスタンドも付属させてほしかったですね。
このシーンではローズとのやりとりがあるのですが、ドン・チードル氏のアーマーなしのヘッドってまだ出てなかったですね。ウォーマシーンマーク2もしくはアイアンパトリオットには特別についてるといいですが、そうなるとパトリオットはキリアンや大統領ヘッドも欲しい気が。
最終場面では銃で戦うシーンがありましたが、このセットには銃はついていなかったので、付属して欲しかったですね。
この武器はテネシー州の町での戦いの際に使用したものですが、このときの衣装のトニーと今回のフィギュアでは衣装が違います。そのときの衣装のトニーは限定で今後出るようですが、それならばこのボーナスアクセサリはこちらにつけなくてもいいかもしれませんね。
以上、ホットトイズ アイアンマン3 トニー・スターク(マンダリン邸襲撃ver.)レビューでした。
(総評)
よかったところ
マンダリン邸襲撃から最終局面までのトニーの衣装を再現することが可能
使用した武器など、多数付属かつ詳細まで再現
気になったところ
ヘッドに眼球可動があればさらに良かった
今回のフィギュアは、開発作業版とほんど同じヘッドということだったので不安でしたが、劇中で襲撃時に使用した多数の武器やアイテムが付属し、劇中のシーンを再現したディスプレイが可能です。ヘッドの方もバトルダメージの塗装もあり、開発作業版とは別の印象に仕上がっているのも良かったです。衣服も素体の動きを妨げないので、銃撃や飛行等様々なポーズがとれるのも良いと思いました。
ただ。今回のヘッドはほとん開発作業版と同じヘッドの塗装を変えているようです。できるならば目線を自由に変えられる眼球可動があれば、より多くのアクションシーンに適したディスプレイができるのが残念でした。あとボーナスアクセサリは、今後発売するらしいテネシー州でのトニーフィギュアにも付属するらしいので、そちらも買う人は無理に買わなくても通常版で十分と思いました。
アイアンマン3からはマーク42等アーマーのフィギュアがまだなので、早くそちらの発売が待たれます。そしてトニースタークのフィギュアにはいままで眼球可動が付いたことがないので、次に出すならば今度こそ搭載して欲しいです。
それでは今回はこれにて。
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