ホットトイズやバンダイなどのヒーローフィギュアのレビューをしています。
今回は、PBM!宇宙刑事ギャバン TypeG レビューです。
宇宙刑事ギャバン TypeG は、宇宙刑事ギャバン THE MOVIE で初登場した、「宇宙刑事ギャバン」の名を受け継ぐ宇宙刑事です。初登場時はまだ訓練中であり未熟なこともありましたが、スーパーヒーロー大戦Zでは一人前の宇宙刑事として成長しました。蒸着するのは石垣佑磨さん演じる十文字撃で、必殺技はレーザーブレードによるギャバン・ハイパー・ダイナミックです。
今回のフィギュアでは、劇中のTypeGのデザインをどこまで再現しているのかが気になります。それではレビューを始めます。
目の色、胸のパネルとランプの色、ギャバンにはあった多数の文字などがない以外は、初代ギャバンとほとんど同じ外見をしています。そのほかは大差なく、鏡のようにピカピカのコンバットスーツもギャバンと同じです。
(ヘッド)
額の部分のランプは、初代と色違いの部分が再現されています。ギャバンの発光状態の目は、初代ギャバンよりはっきりとしており、ブルーの発光状態をよく再現しています。
未発光状態
ギャバンは薄く目が見えていましたが、タイプGのものは真っ黒になっています。点灯状態のものより差別化できて良いと思いました。
(各部)
胸のパネルはシールで再現されていました。劇中では液晶パネルのように模様が浮かび上がる感じだったので、できれば目のように発光しているような感じに仕上げてほしかったです。
他の部分は初代ギャバンとほぼ同じでした。
(オプション
ハンドはギャバンと同じで、レーザーブレードは発光、発光途中、未発光の三状態のものが付属します。ギャバンと違ってクリアーパーツではないので、どちらがいいかは好みだと思います。
(追加)
ギャバンとの比較
並べて比較すると、ギャバンタイプGが若干背が高く体型もスリムになっているようです。劇中ではアクターの体型もあって初代に比べてスリムに見える体型を再現しているようです。
ただ私の購入分だけかもしれませんが、初代ギャバンに比べてタイプGは脚と胴の間隔が狭く、前方への可動性がタイプGのほうが狭い感じがありました。動かす際はそこに気をつけたほうがいいかもしれません。
(そのほか)
ウィザードと
これで宇宙刑事関連のリリースはひと段落でしょうね。今の技術で再現された宇宙刑事が手に入ったことは感無量でした。
それでは、PBM! 宇宙刑事ギャバン タイプG レビューでした。
よかったところ
目の部分は発光、未発光状態の改善
レーザーブレード起動途中を再現可能
初代ギャバンとの劇中での体格差を再現
気になったところ
胸のパネルはシールではなく別の方法で再現してほしかった
劇中での初代ギャバンとの体格の違いもあり、タイプGは初代よりも身長が高く、スリムに作られているようです。コンバットスーツの造形は、目の色、胸のパネルとランプの色、ギャバンにはあった多数の文字などがない以外は基本的には初代ギャバンとほぼ同じで、綺麗なシルバーのメッキも同等に仕上げられていました。
各関節が装甲に邪魔されず可動性は高いので、様々なポーズに対応できます。
目の部分は、発行状態は目の部分がはっきりと見えるよう改善されており、
未発光状態は目は見えなくなるようになっていました。
また、レーザーブレードが途中まで発光のものが付属するので、
レーザーブレード発動ポーズでのディスプレイが
より 臨場感を増して可能になりました。
ただ、胸のパネルは劇中では目のライトアップ状態と同様の感じだったのに対して
フィギュアではシールのみで再現されていたのが物足りないかなと思いました。
加えて、初代ではクリアーパーツであったレーザーブレードが塗装による再現に変わったため、クリアーパーツのほうがいいと思う人は不満かもしれません。
ギャバンタイプGとしては胸のパネル以外はさしたる問題はないので、
タイプGが欲しい人にはいいと思います。しかし初代ギャバンと比較すると
目の色、胸、文字、身長、プロポーション等に違いがあるので、
初代ギャバンの代わりに買う人は、 そこに注意して検討したほうがいいと思います。
今後の宇宙刑事フィギュアシリーズは十文字撃がフィギュア化されることはなさそうなので、これでメディコムシリーズの宇宙刑事のフィギュアは一段落と思います。
今後はジャスピオンなどメタルヒーローフィギュアは出る予定になっています。
宇宙刑事は出るならばアクションスーツ版(メッキ塗装なし)や、宇宙刑事シャイダー(テレビシリーズ版)、勇者の剣、発光レーザーブレード等宇宙刑事オプションセットなど出るといいですね。
それでは今回は短めですがこれにて。