ホットトイズやバンダイなどのヒーローフィギュアのレビューをしています。
遅れましたが、ホットトイズ シビルウォー ホークアイ レビューです。
(全体像)
スーツのデザインはパンフレット等のコンセプトアートとは違いますが、劇中のスーツのデザインにかなり近づけて再現されています。体型等プロポーションに関しては別段問題なく良いと思います。
(各部)
ヘッドはエイジオブウルトロン版と比べるとヒゲが若干濃い感じに見えますが、造形などはほとんど同じと思われます。出来は問題ないと思いますが、エイジオブウルトロンからヘッドのクオリティアップを期待していた人には物足りないかもしれません。
上半身の衣装は、右が長袖で左が半袖で右に胸当てがある今回の衣装を再現しています。
左脚太腿にはハンドガンのホルスターが装備されており、ハンドガンを収納できます。ただブラックウィドウと同じく、ホルスターは銃に対して狭く作られているようで、しっかりと押し込まないと奥までセットできませんでした。
右のブーツ上には鞘が装備でき、そこにダガーナイフを収納することができます。
(オプションパーツ)
ハンドは写真にはありませんが開き手左右と、左銃持ち手、右弓持ち手、右矢持ち手二種類、右ナイフ持ち手が付属します。
今回のフィギュアにもサングラスが付属します。形状はエイジオブウルトロン版とほぼ同じでした。
今回の弓は折りたためるバージョンは付属しませんが、劇中で使ったスティック状に折りたたんだ状態が付属します。
矢じりは12種類、ハンドガン、ダガーナイフが付属します。
アントマンの矢じりはブラックウィドウについていたものよりもかなり小さいせいか、目の位置がズレていたりと塗装はサンプルとはかなり粗い出来でした。
矢じりは矢にしっかりとセットでき、離れて見れば塗装の粗さはあまり気にならないと思います。
矢は16本用意され、矢筒にそれぞれセットしたりホークアイに持たせたりできます。こちらもアベンジャーズ版とほぼ同じものでした。
矢筒は塗装が違ってバンドが付いていないことはありますが、アベンジャーズ版とほぼ同じものでした。そのため矢を下までセットするのは少しやりにくいので、ウルトロン版のように分割してセットするタイプに改良して欲しかったですね。
スタンドは台座前方にネームプレートにホークアイの文字が刻まれています。台座のデザインはキャップと同じでした。
ヘッドは前後左右ともに可動域は問題ないですが、首と胴体は一体化されているため首が別パーツのものよりは可動域は狭いです。
右腕は右に90度は十分に開きますが、上に上げる際には90度以上はスーツの干渉が強く、無理しても75度くらいが私の購入分では限界でした。
肘は約100度ほど曲げられました。
対して左腕は前後左右の可動域は左腕とほぼ同じですが、肘は90度までしか曲げられなのでここはもう少し改良してほしかったですね。
ぴったりとした衣装を着ていますが、前後には30度ほど動かせました。左右にも40度ほど回転は可能でしたが、それ以上は衣装の干渉がありました。
ひざは約120度、脚は前方に80度近くまでは曲げられました。
左右への開脚は、それぞれ45度ほどでした。それ以上だと股が破れる可能性がありそうでした。ブーツの先は別パーツのため、接地性は前後左右ともに高かったです。
(そのほか)
まだキャップとホークアイしかいませんが、最後はチーム・キャプテンアメリカで。今月アントマン、来月スカーレットウィッチが発売し、徐々に揃ってきそうです。
(総評)
良かったところ
衣装は劇中のデザインを詳細に再現している
弓矢や矢筒、アローに加えて、ハンドガンやダガーナイフ、弓の2形態などオプションパーツが豊富
気になったところ
左腕の肘の可動域が右腕に比べて低い
矢筒の着脱がしにくい
劇中のシルエットや衣装の再現度は問題なく、ヘッドも前作版とほぼ同じですが出来は良いほうだったので全体的な見栄えは問題なかったです。通常の弓矢などに加えてアントマン矢じりやハンドガンやダガーナイフなど、武装も多数付属して対応できるポーズも多かったのは良かったと思います。ただ、左腕をアベンジャーズ版と同じものを使っているせいか肘の可動域が左に比べて低い点や、矢筒がアベンジャーズ版と同じため矢をセットしにくいなど改良してほしいかった点もありました。シビルウォー版衣装や装備のホークアイが欲しい人はいいと思いますが、ウルトロン版を持っている人はほぼ顔は同じで腕の可動域や矢筒も取り扱いやすいので前バージョンが気に入っているならばこちらは余裕があったときでいいかもしれません。
それでは短めですが今回はこれにて。