ホットトイズやバンダイなどのヒーローフィギュアのレビューをしています。
今回は、ホットトイズ シビルウォー/キャプテンアメリカ ウィンターソルジャー レビューです。
(全体像)
前作版では付属しなかった素顔のヘッドでのフィギュア化。服装は前作版とは違って軽装状態になっており、フィギュア全体のシルエットも衣装が素体にフィットして作られており別段問題なく仕上がっていました。
(各部)
前作版ではヘッドは二種類あったもののメイクなしのものはなかったですが、今回は劇中通り素顔のものが付属しています。顔の造形及び塗装とも問題なく、演じるセバスチャン・スタン氏の表情の特徴を捉えておりうっすら生えたひげも塗装で十分に再現できていました。
黒のジャケットは劇中やサンプル通りチャックが少し右に寄って作られており、縫製等も問題なく仕上がっていました。一応チャックは上下できますが、少し下げても上げにくく感じたので、あまり動かさないほうがいいかもしれません。
ヒドラによって取り付けられた左腕のメタルアームは、前作版よりもシルバーメッキの光沢が劇中により近い輝きを再現できていました。
背中の衣装にも別段問題はなくパンツやブーツの造形等にも別段問題もなかったです。私の購入分ではパンツはブーツに入っていましたが動かしていると外れるのでもう少しパンツが長かったほうがよかったのかもしれません。
(可動性)
腕は肘が120度以上曲がり、腕は左右には90度近くまで上げることができます。
腕は前には約50度ほどまで上げることができますが、それ以上は肩の衣装の干渉があり難しかったです。
義手は左に85度上げることができます。
腕は360度前後に回転が可能です。
ひじは90度曲がります。前腕部は左右に回転することもできますが、曲げたまま回転するとメッキがはげる可能性があります。
あと左腕は衣装の干渉が少ないため、右腕よりも前後に引き出すことができました。ちなみに、私の購入分では肘を曲げずに左右にさせても少しメッキが剥がれ落ちてしまいました・・・。塗装が剥げないようにするには動かさないほうがいいかもしれません。
ヘッドは前後に問題なく曲げることができます。
腰は前後に写真くらいまでは十分に曲げることができます。
腰は45度ほど左右に回転できます。
脚は前方には90度曲がり、座るポーズも問題なくとらせることができます。
膝は約120度曲がります。
ブーツは前後左右に少し可動域があるので、若干の接地性がありました。
(オプションパーツ)
ハンドは握り、開き、ポーズ、銃持ち手が左右付属し、加えて左開き手が一つが付属します。
劇中で使用したマシンガンは、プラスチック製ですが他のホットトイズの銃器と比べても、ストックなど矢印の多数の箇所が可動します。
マガジンはマシンガン右側の穴にセットすることができます。
スタンドはほかのメンバーと同様のものが付属します。他にはジョイントの予備が二つ、スペアの服のボタンが付属しました。
(そのほか)
可動性が高くポージングの幅は広いので劇中で因縁のあるマーク46やブラックパンサーとの激闘などのディスプレイも映えそうですが、どちらもまで出ていないので発売が待たれます。
チームキャップ集結
これでチームキャップは一応集結完了しました。ただチームアイアンマンはブラックウィドウしか出ておらず、特に発売まで時間がかかりそうなマーク46のリリースが待たれますね。
以上、ホットトイズ シビルウォー/キャプテンアメリカ ウィンターソルジャー レビューでした。
(総評)
良かったところ
ヘッドは一つだが、劇中の表情を良く立体化できている
左腕の塗装の質感が向上
右腕以外は可動性が高い
気になったところ
オプションパーツが少ない
今回のウィンターソルジャーは、前回は付属していなかった素顔のヘッドが付属し、その造形や塗装も本人により近くなりました。さらに左腕は前作版よりも光沢が増し、より劇中の見栄えに近くなったと思います。可動性も右腕以外は高く、今回のシビルウォーのフィギュアの中でも高いほうで、今後出るブラックパンサーやマーク46との戦闘をイメージしたディスプレイにも十分対応できそうでした。
ただ、劇中で使用した武器が少ないとはいえ武器はマシンガンのみであり同価格の他のチームキャップメンバーと比べても少ないので、もう一つのヘッドか交換用衣装等の追加があればよかったと思います。ウィンターソルジャー単体としての完成度は高いので、劇中の重要キャラであることもありオプションが少ないなどにこだわらないならば購入を検討してもいい出来だと思います。
今回ホットトイズで全員そろったチームキャップに対して、チームアイアンマンは今だブラックウィドウのみという状態です。すでに今月はブラックパンサーが発売予定ですが、ウォーマシンマーク3、アイアンマンマーク46は発売までかかるようで、ヴィジョン、スパイダーマンに関しては発売予定情報すらありません。まあヴィジョンはエイジオブウルトロンとほぼ同一のデザインなので前バージョンで代用しろとのことかもしれませんが、スパイダーマンに関してはホームカミングのスーツも若干デザインが違うようなので、どのように商品化するのか気になりますね。
それでは今回は短めですがこれにて。
(関連レビュー)
ホットトイズ キャプテンアメリカ CW版
ホットトイズ ホークアイ CW版
ホットトイズ ブラックウィドウ CW版
ホットトイズ アントマン CW版
ホットトイズ スカーレットウィッチ CW版
ホットトイズ ファルコン CW版