ホットトイズやバンダイなどのヒーローフィギュアのレビューをしています。
ホットトイズ シビルウォー/キャプテンアメリカ ファルコン レビューです。
(全体像)
今回のフィギュアでは、アントマン登場時とシビルウォー登場時の衣装でフィギュア化されています。ウィンターソルジャーでの衣装よりもレッドのカラーリングが増え、色合いがトーンダウンしたキャップとは違って見た目も派手になったスーツ及びアーマーになっていました。ヘッドを含め素体は前バージョンとほぼ同じようですが、衣装やアーマー、ウイングはすべて新規造形で作られているようで、プロポーションも良く仕上がっていました。
(各部)
ヘッドはウィンターソルジャー版とほぼ同じに見えます。アベンジャーズ エイジオブウルトロンやアントマンにも登場してもフィギュア化はなく少し時間が空いていたので、できれば新規ヘッドにしてほしかったですね。
胸部アーマーには擦れたようなダメージ処理が施されており、留め金等もしっかりと造形されていました。
肩アーマーは布とプラスチックパーツを組み合わせており、中央部分にはエンブレムが再現されています。
腕のガントレットには留め金や小さいマークなども詳細に再現されていました。
腕のサブマシンガンはオプションパーツである砲架を使用して伸ばした状態を再現できます。
腹部のベルトや腰のツールボックス(?)などもマーキングなども細かく再現されていました。
脚アーマー部分にもレッドのラインやくつひもなども塗装で再現されていました。
ウイング装着
ウィングは背中のバックパックのパーツを外して装着します。ウイング自体はウインターソルジャー版とは違いほぼ新規造形されてました。
前バージョンと同じくウイングは上下に展開が可能です。
ウィングや前方側に少し前方に移動させることができ、この部分の可動性は前バージョンから改良されていました。
ウイングミサイルランチャーはマグネットで固定されており、ミサイル展開したほうのパーツを交換することで使用時を再現することができます。
(オプションパーツ)
ハンドはフィギュアに接続している開き手に加えて握り手、銃持ち手、ウイング持ち手が左右6個あり、計8個付属します。
ウイングに交換できるパーツと、腕マシンガンの伸長パーツ、両手持ちのマシンガン、ゴーグルなどが付属します。
ゴーグルは劇中と同じくセットできます。ただ長時間装着すると色移りなどの危険性があるので、長時間飾る際は外していたほうがいいようです。
ドローン
劇中でも活躍したファルコンの鳥型ドローンも付属します。
ドローンは上下左右を折りたたむことができ、劇中のように背中のバックパック内に収納することができます。
背中のバックパックは左右のパーツを外すことができ、そこに畳んだドローンをセットして収納することができます。
鳥型のドローンは、スタンドの専用支柱にセットすることができ、飛行状態でディスプレイすることもできます。
ファルコンには通常のスタンドは付属せず、ダイナミックスタンドのドローン用の支柱が付属します。台座にはキャプテンの盾とロゴをあしらったデザインになっています。
(可動性)
首の可動性は前作版とほぼ同じで、若干上には向きにくいもののそこそこの可動性を維持していました。
腕は肩のアーマーの干渉があるため、横には約70度ほどまでが限界のようでした。肘は90度まで曲げられました。
前方には80度ほどまでは何とか上がります。ただこれ以上上げると肩アーマーに不具合が生じそうなので気を付けたほうがいいかもしれません。
腹部パーツの干渉があるため、後方には少し曲げられますが前方にはあまり可動域がありませんでした。
スーツは上下別パーツになっており、腹部を起点に左右それぞれ45度ほど回転することができます。
腰も約45度以上は左右にそれぞれ回転できました。
上半身は前作版よりも可動域が上がりましたが、脚は太腿上部の軟質素材の干渉もあり前方には約45度ほどまで上げるのが限界のようでした。 脚は左右にもそれぞれ45度動かせます。
足先は左右にはあまり動かせないものの、前後には可動域はそこそこありました。
マーク46は当分発売されないので45で代用
共闘したのでウィンターソルジャーと。今後も共闘する場面はありそうですね。
以上、ホットトイズ シビルウォー/キャプテンアメリカ ファルコン レビューでした。
(総評)
(良かったところ)
前作版と似ているが、衣装及びウイングもほぼ新規造形パーツを使用
バックパックはライトアップはなくなったが、ドローン搭載などのギミックが追加
ウィングの可動性は前作版よりも向上
(気になったところ)
上半身の可動性は向上したが脚は低下
ヘッドはウィンターソルジャー版とほぼ同じ
今回のファルコンの衣装はカラーリングはアントマン、シビルウォー登場時と同じで、ウィンターソルジャー版とはデザインが違うためヘッドや素体以外は新衣装やパーツが使用されて製品化されていました。背中のバックパックはライトアップ機能はなくなりましたがドローン搭載機能が追加され、ウイングも前後への可動域の追加など改良されていました。衣装も分割されたことにより可動性が向上していました。気になったのは脚は軟質素材の干渉で前作版のようにしゃがむことができる可動性はなくなったことと、ダイナミックスタンドのみでチームキャップ共通のスタンドが付属しなかったのが残念でした。ヘッドもできれば新規ヘッドで出してほしかったですね。
気になる点はありましたが、衣装の再現やドローン搭載ギミックの再現、武装やウィングのボリュームもあり内容量は十分だと思います。アントマン、シビルウォーに登場したファルコンが欲しい人でヘッドの使いまわしが納得できるならば、購入を検討しても良い出来だと思います。
それでは今回はこれにて。