ホットトイズやバンダイなどのヒーローフィギュアのレビューをしています。
今回は、S.H.Figuarts アナキン・スカイウォーカー(ATTACK OF THE CLONES)【早期購入限定版】 ミニミニレビューです。
(全体像)
EP2でのアナキンの姿をフィギュア化しており、ヘッドだけでなく特徴的な衣装やベルトの装飾など細かいところまで小さいながら再現されていました。
(各部)
サンプル画像やホットトイズなどに比べると顔の塗装に少し光沢があるのが気になりますが、顔の彩色はデジタル彩色を用いられていることによりサンプル写真や当時のヘイデン・クリステンセン氏に近い顔を再現できていました。
服装は重ね着した状態の造形と塗装で再現し、一番上の衣装(黒色)は軟質素材を使用していました。
腰のベルトには左側にアイテムの収納箱などが詳細に再現されています。
右にはライトセイバーを差し込んで固定する穴が設けられていました。セイバーの柄の造形や塗装も小さいながら細かく彩色されていました。
ベルトより下の衣装部分は軟質素材で構成されており、脚の可動域に干渉しにくくなっていました。
脚のブーツより下は、少しウェザリング上の塗装が施されており、表面にはしわのよったような表現も造形と塗装で再現されていました。
(オプションパーツ)
初回特典版ではにらみ顔パーツが付属します。これはサンプル写真よりも劣化しているように見えるので、もう少し似るように頑張ってほしかったですね。
通常ライトセイバー一本、初回特典ライトセイバー2本、ハンドは握り手以外にも開き手、セイバー持ち手が左右ともそろっています。
(可動性)
腕は衣装の干渉で真上には上げられませんが80度ほどまでは上がり、左腕は側面側に90度まで上がりました。
ひじは約100度ほど曲げられます。肩は衣装の干渉があるため、真正面に腕を移動させるのは難しいようでした。
首は左右には80度程までは干渉なく回ります。
ヘッドは首が連動して前方へはそこそこ曲がりますが後方へは衣装の干渉があるので少し動かせます。
脚は少し引き出すことにより前方に約90度上がり、しゃがんだポーズにも対応できます。
脚は左右では衣装が軟質素材のためそれぞれ70度ほどまで開くことができます。足首も前後左右にそこそこの可動域があるため上の写真では無理でしたが接地性は高めでした。また足先も可動します。
(そのほか)
以上、短いですがS.H.Figuarts アナキン・スカイウォーカー(ATTACK OF THE CLONES)【早期購入限定版】 ミニミニレビューでした。
(総評)
通常版ヘッドはサンプルから劣化は少なく、演じたヘイデン・クリステンセン氏の顔をかなり再現
初回特典版だが、にらみヘッド、ライトセイバー2本などオプションパーツが付属
にらみ顔ヘッドはサンプルより少し劣化して見える
衣装の干渉があるため、腕が前方に移動させにくかった
ホットトイズでアナキンのフィギュア化がされるのを待っていましたが、なかなかされないこともありフィギュアーツのアナキンを購入してみました。通常版ヘッドはホットトイズより光沢があり質感は気になりますが、造形及び塗装ともにサンプルからさほど劣化せずに演じたヘイデン・クリステンセン氏の表情を再現できていました。ライトセイバー二本が付属するおかげでドゥークー伯爵とのバトルをイメージしたディスプレイにも対応できます。ただ、交換用頭部は通常版ほどサンプルに似ていない点と、可動性は肩が衣装の干渉で腕を前に出しにくかった点が残念でした。
フィギュア自体の造形や可動性、限定版でパーツが多いことは良かったですが、顔の光沢の点やや交換用頭部のほうもより突き詰めて作ってほしかったですね。
それでは短いですが今回はこれにて。