メディコムトイ RAH ウルトラセブン Ver2.0 レビュー - ヒーローフィギュアをレビュー!

メディコムトイ RAH ウルトラセブン Ver2.0 レビュー

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あけましておめでとうございます。(といっても私は喪中なのでそうではないのですが・・・)
昨年は多くの方に見ていただきありがとうございます。あいかわらず、相互リンクサイト様
のようなすばらしい写真は撮れないままですが、本年もよろしくお願い致します。

今年第一発目のレビューは、メディコムトイ RAH ウルトラセブン Ver2.0 です。


「ウルトラセブン」といえば、日本人ならば、
名前くらいは知っているウルトラシリーズ最大の人気を誇るヒーローです。
現在公開中の映画「ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国」
主役のウルトラマンゼロの父親でもあり、物語にも深く関わってきます。
人気、歴史とも深い作品なので、私が語るには力不足なので
紹介はこれくらいにしてレビューを始めます。

ウルトラセブンの歌


ULTRA SEVEN Song : Live version ウルトラセブンの歌 冬木透指揮 東京交響楽団

ちなみに歌っているのは90年代J-popで活躍した中西圭三さんです。
当時に比べてかなり太っているのではじめは誰かわかりませんでした・・・。

円谷プロCM


(全体像)
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ProjectBM!ウルトラマンメビウスと同じく、全身をゴムスーツで
再現しています。基本色は朱色っぽい色になっています。
ウルトラセブン放送当時の寸胴なスタイルではないですが、
プロポージョンも良く、大きな塗り損じもなく全体的には
良好なできだと思います。

(顔アップ)
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顔は、目の部分が特に細かく作られています。このフィギュアは
ウルトラセブンスーツのうち、後期に作られたPART3を元に
デザインされており、家にあった資料を見ても、首下の部分が
赤いこともあり、当時のものによく似せて作られていると思います。

(アイスラッガー)
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アイスラッガーは着脱可能で、塗りムラもなく
シルバーの光沢が美しいです。

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アイスラッガーは、頭部に直接はめ込むことができ、
保持力も高く、しっかりと頭部に固定できます。

(胸)
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胸のプロテクターも、劇中に近い彩色で再現されています。

(腕)
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グローブの筋には汚し塗装がなされており、質感を向上させています。
この処理はオプションの手にすべて施されています。

(腹)
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胸の下部のライン等にも同じく汚し塗装がされており、初期ウルトラセブンの
スーツの質感を再現しています。

(足)
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足も、グローブと同じく汚し処理がされており、
質感が高くなっています。

(背面)
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背面には、目などの電球の電源装置を入れているための
凹凸が再現されています。

(オプション)
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持ち手は前六個あります。セブン劇中での再現には
これだけでほとんどは対応できそうです。

(可動性)
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腕の可動性は、肘は高いです。ただ、肩に関しては
プロテクターが干渉するため真上に上げた状態で
腕を保持しにくいです。

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足の可動性は、腰、膝ともに可動性は高めです。
足首は少しですが前後左右に可動でき、
安定して接地できます。

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首の可動性は、首のインナースーツを別パーツにしたことで、
可動性が前後左右に可能です。ゴムスーツである
メビウスと比較しても、ここはよく改善してあると思います。

あぐら?
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あぐらっぽいポーズもとることができます。

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膝をつくポーズは、無理をすれば何とかつけますが
腰の可動性がぎりぎりなのでとりにくいです。
個体差かもしれませんが、ここは残念ですね。

蹴り
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足の可動性は高めなので、蹴りのポーズはとらせることができます。
わかりにくくてすいません。


(よくあるポーズ)

エメリウム光線
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エメリウム光線
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光線のポーズは腕の可動性が高いため、エメリウム光線のポーズは
難なくとることができます。

アイスラッガー
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ウルトラセブンのもっともおなじみの必殺技です。
発光アイスラッガーが再現できず、すいません。

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専用持ち手ではないのですが、開き手にアイスラッガーをはさんで
持たせることもできます。

ワイドショット
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劇中ではセブン最強必殺技です。このフィギュアでは、スペシウムポーズは
ゴムスーツの干渉があってできませんが、ワイドショットポーズは
普通にとることができます。

ハンディショット
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(飛行ポーズ)
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肩のプロテクターが干渉するため、腕を真上近くには上げて保持することが
できず、通常ウルトラマンの飛行ポーズはとりにくいです。
ただ、両腕をやや広げた飛行ポーズはなんとかとることができます。

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VSエレキング 適当にポーズ
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Ultra-ACTエレキング使用。これは非常に質感が高くていいできなのですが
あまり売れてないのが非常に残念ですね。

ウルトラマン80「激ファイト!ウルトラマン80VSウルトラセブン」特写のまね
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ウルトラマン80に出てきたもうそうセブンは、もちろん偽物です。しかし、能力は
本物に匹敵し、80も苦戦しました。ちなみにこのとき本物のセブンは、
MAC全滅時にウルトラの母に救われたものの前線復帰はしていなかったという
設定になっています。

「ウルトラマンメビウス」「不死身のグローザム」より合体光線
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暗黒四天王の一人、グローザムに対して、ウルトラセブンとメビウスが
放った合体光線ポーズの再現です。

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メビウスもこのセブンくらいに可動性があったならば良かったのに・・・
それが非常に残念です。

変身後巨大化のまね
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(総評)
良かったところ
・頭部造形は劇中にかなり近く作られている
・全身のスーツの汚し処理により、質感が高い
・腕、首、足の可動性が高く、光線ポーズなど多く対応可能
・アイスラッガーは着脱可能で、手に持たせることもできる

悪かったところ
・腕が真上に上げて固定できないこと
・かがんだポーズができたらさらに良かった

いままで購入した中では、メディコムウルトラマンシリーズでは
かなりいいできのフィギュアと思います。
全身のゴムスーツや汚し処理などにより、
使い古されたスーツの質感をよく表現しています。

全身がゴムスーツということで、前のメビウスのこともあったので
非常にできを心配していたのですが、腕の可動性も改善され、
エメリウム、アイスラッガー、ワイドショット
のポーズにすべて対応できるのが良かったです。

可動性に関しては、肩などもう少し良くしてくれればとは思いましたが、
かなり可動性が高くなっているため、私としては仮面ライダーより
安価な値段ということもあり、今回は値段に見合ったフィギュアだと
思います。

ただ、1967年放送のウルトラセブンの寸胴なスタイルは再現していないので
そこにこだわりがある方にはわかりませんが、私としては、
ウルトラセブンファンはもちろんのこと、ウルトラシリーズファンでも
現時点ではもっとも満足できる1/6スケールのセブンのフィギュアになると思います。

このごろはホットトイズのクオリティに押され気味のメディコムですが、
今回は高い人気を誇るウルトラセブンということもあり、かなり
良いできであったと思います。日本の特撮1/6可動フィギュアの第一人者
として日本の特撮フィギュアならばメディコムトイといわれるよう、
次のウルトラシリーズのフィギュアもこの調子でやってほしいです。


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PROJECT BM! No.50 ブラザーズマント 《予約商品01月発売》


(関連レビュー)
メディコム RAH ウルトラマン80 レビュー
ProjectBM! ウルトラマンメビウス レビュー
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