ホットトイズやバンダイなどのヒーローフィギュアのレビューをしています。
今回は、バンダイ S.H.フィギュアーツ ウルトラマンオーブ スペシウムゼペリオン ミニレビューになります。
(全体像)
2016年にテレビ東京系で本編が、続いて「オーブファイト」が放送、アマゾンプライム限定で「オーブオリジンサーガ」が配信、そして先週より「オーブクロニクル」が放送開始された「ウルトラマンオーブ」より、オーブの基本形態(オーブオリジン変身不能のため力を借りている状態)であるスペシウムゼペリオンが発売されました。造形はオーブオリジンを基本としながらウルトラマンとティガのデザインが追加されたヘッド、肩部、胸部、腹部のデザインの違い、そのほかの部分はカラーリングの違いも再現され塗装や目立った不具合もなく仕上がっていました。
胸部のカラータイマー部分はオーブオリジン、オリジンファーストでは非常にとれやすかったのですが、今回のものはしっかりとセットできるように改良されていました。
肩部のティガデザインに近いパーツは上に可動域があるため、腕を動かす際に干渉が少なくなるように工夫されていました。
オーブオリジン、オーブスペシウムゼペリオン、オーブオリジンファーストを比較。上でも書いたようにヘッド、肩、胸部、腹部のデザインが違い、それ以外はカラーリングの違いだけで同じパーツが使用されているようでした。 あと若干ですがボディのシルバーの塗装がスペシウムゼペリオンは少し暗く見えました。
(オプション)
ハンドはオーブオリジンには付属しなかった平手が一組付属し、オーブオリジンファーストと色違いのソーサーが付属し、スペリオン光線エフェクトパーツはオーブオリジンファーストとほぼ同じものが付属していました。
なお、体の構造はオーブオリジン、オリジンファーストとほぼ同じなので、可動性についてはそちらを参照願います。
S.H.フィギュアーツ ウルトラマンオーブオーブオリジン レビュー
(そのほか)
以上、短めでしたがS.H.フィギュアーツ ウルトラマンオーブ スペシウムゼペリオン ミニレビューでした。
(総評)
ほとんどはオーブオリジンの共通パーツですが、ヘッド、肩、胸部、腹部は新規パーツで造形され、カラーリングもこのフォーム独特のものに正確に塗装されていました。基本が同じためオーブオリジンと可動性は同等ですが、各関節が少し硬めになっているためポーズがつけやすく、オーブオリジンでは外れやすかったカラータイマー部分もしっかりとセットできるようになっていました。オプションパーツはハンド一対以外はほぼ同じものですが、劇中のポーズはほぼ対応できると思います。気になったのは若干ハンドのジョイント部分が硬くて取り付けにくかったことでした。
オーブオリジンやオリジンファーストを持っている人には物足りない点はありますが、スペシウムゼペリオンのデザインはおおむね再現できており関節やタイマーなど遊びやすく改良されているので、フィギュアーツオーブを初めて買うのならばこれがもっとも適していると思います。
今後は魂ウェブ商店(受付終了)で一月発売のジャグラスジャグラー、受付中のオーブサンダーブレスターが、通常販売ではウルトラマンジード、そのあとは魂ウェブ商店でベリアルアトロシアスが出ますが、オーブも残るハリケーンスラッシュ、バーンマイトなども出てほしいところです。 そして現在放送中の「ウルトラマンオーブクロニクル」からの新展開も期待したいですね。
それでは短めですが今回はこれにて。