バンダイ S.H.フィギュアーツ ウルトラマンジード プリミティブ レビュー - ヒーローフィギュアをレビュー!

バンダイ S.H.フィギュアーツ ウルトラマンジード プリミティブ レビュー

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今回は、バンダイ S.H.フィギュアーツ ウルトラマンジード プリミティブ レビューです。





(全体像)
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2017年に4か月にわたって放送され、2018年3月10日から公開される劇場版「ウルトラマンジード つなぐぜ!願い!!」にも登場するウルトラマンジードの基本形態プリミティブがフィギュアーツで発売されました。プロポーションは劇中スーツから違和感なく作られており、ウルトラマンベリアルの息子ということで全身のカラーリングはウルトラマンに多いレッドとシルバーに加えてブラックからなるカラーリングを、分割したパーツにわたって見事に再現できていました。


(各部)
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頭部は特徴的な形状を劇中スーツに近く造形されており、特に目はクリアーパーツ下の塗装塗分けにより、劇中のように中央部が明るく(白く)見えるようになっていました。

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胸部の複雑な模様もきちんと塗分けられており、首や腕との接続部もオーブと比べて目立ちにくくなっていました。
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フィン(?)のある前腕部の形状やカラーリングも問題なく仕上がっていました。

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腹部から太ももにかけてのカラーリングも問題なく、写真ではずれていますが太ももを回転させることにより太ももと腰部分に続くライン等をしっかりと合わせることができます。

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脚のひざ部分はオーブと比べても隙間がないように設計されているようで、より自然な形状に近く造形されていました。

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背面部分も少し塗装に気泡が入ったような部分はありましたがそれ以外は問題はなく、独特の複雑なカラーリングを十分に再現していました。
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後方からはひざの裏がオーブよりも関節パーツが大きくむき出しになっていますが、正面の見栄えを上げるためには仕方なかったのかも。そのほかは特段不具合等もありませんでした。

(オプション)
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レッキングバーストのエフェクトパーツはブルーの光線エフェクトの上にブラックに近いレッドカラーの電撃状のエフェクトが張り付けられており、劇中の激しい発射エフェクトを再現しています。ただレッドカラーはもう少し明るいほうが劇中により近く見えるように感じました。

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胸部のカラータイマーはブルーとレッドの二種類に交換が可能です。タイマー部分は差し込み式でしっかりと固定できるので、オーブオリジンのようにすぐに外れてしまうことはありませんでした。

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ハンドは標準の握り手に加えて、開き、平手、ポーズ用が3付属します。

 

(可動性)
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首はオーブなどと同様に顔を上げる際には背中の一部分が首パーツ内に押し込まれ、首の可動性を妨げないようになっています。可動域はほぼオーブと同じくらいあり、飛行ポーズ等に対応できます。

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前方にはかなり顎を引くことができ、オーブよりも可動域は広かったです。

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腕は前後には360度、横には90度強可動域があり、ひじは120度以上曲げられました。あと前腕部は上腕部を軸に左右に少し回転できますが、もう少し広ければ腕のポーズの幅が広がってよりよかったですね。


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腕は肩から前方に引き出すことができ、胸部上部のくぼみに腕を合わせて動かすと前方に腕を交差させるくらいの可動域がありました。


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胴体は胸部腹部腰部が連動して前後に曲げることができ、背びれ(?)の部分は前方に深く曲げるときは無理ですが前後に動かす際もつながって見えるように見事に造形されていました。

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腰部分は左右には胸部と腹部の部分で左右に曲げることができます。

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左右には胸部、腹部パーツを一緒に動かすことで80度ほどまでは回転可能でした。ただ私の購入分は少し腹部を回すと腰パーツが外れそうになるので、胸部パーツのみ動かすのがいいかもしれません。

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脚は前方に90度、ひざは120度以上、つま先は90度近くまで曲げることができます。ashi01
脚はオーブオリジンなどとは違って、後ろにも少しですが可動域がありました(20度くらい?)。

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脚は左右には150度くらいまでは開くことができます。ただ腰パーツがに胸部パーツが当たるとキズついて塗装が剥げるので注意が必要です。


(そのほか)
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映画で共演する人たちと
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映画では予告映像などではジードウルティメイトファイナルが並び立っていましたが、今のところ劇場版ウルトラマンはオーブトリニティも出ていないのでフィギュアーツで出るのは厳しいかもしれませんね。ただ出る機会があるならば欲しいですね。

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以上、S.H.フィギュアーツ ウルトラマンジード プリミティブ レビューでした。

(総評)
良かったところ
劇中に近いプロポーションとカラーリングを見事に再現
各部関節はオーブよりも隙間なく作られかつ可動性も良好
関節は適度に硬く、ポーズをつけやすい

気になったところ
脚パーツと腰パーツの干渉

プロポーション及びカラーリングの再現はかなり良く、オーブよりも各部関節等の隙間がなくなりより劇中に近く見えるようになりました。各部関節はオーブスペシウムゼペリオン同様に適度に硬いので、オーブオリジンよりも容易にポーズをつけることができます。可動性は高めなので、劇中すべてのポーズまではいかないもののかなりの数に対応できると思います。

気になった点は脚を前に上げる際に腰パーツに当たると、脚パーツがキズつき塗装が剥げてしまう点でした。他にはレッキングバーストエフェクトパーツの一部が劇中よりも黒く見えるので、もう少し赤くしてほしかったところです。

腰パーツによる脚パーツがキズつくの改善してほしいですがそのほか本体の完成度は高く、ジードが好きな人ならば購入を検討しても良い出来だと思います。

今後のフィギュアーツウルトラマンシリーズはジードではジードロイヤルメガマスター、ベリアルアトロシアス、オーブからはサンダーブレスター、昭和からはウルトラマンジャック(帰マン)やツインテールなどが発売予定になっています。ジードはソリッドバーニング、アクロスマッシャー、マグニフィシェント、ウルティメイトファイナルがフィギュア化されていませんが、全部は無理でもどれかは追加でリリースしてほしいですね。

それでは今回はこれにて。


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