T-1000は、映画「ターミネーター2」に登場した最新型ターミネーターです。シュワちゃん演じるT-800と比較して、形状を自由に変化できる液体金属のボディ、パワー、体を変化させての攻撃など、 T-800をしのぐ能力を持っていました。また、どんな人間にも自由に変身でき、打撃、通常の銃弾の攻撃にはびくともせず、液体窒素で凍らせても熱が加われば復活するほどの耐久力を持っています。彼を倒すには、ボディの液体金属が形状を維持できない高温で溶かすしか弱点がありませんでした。劇中では、ジョンコナー抹殺のために未来のスカイネットから送り込まれ、邪魔な人間は容赦なく殺し、ジョン・コナーを守るT-800やサラ・コナーと激戦を繰り広げました。 T-800のできが非常に良かっただけあって、T-1000の出来にも期待がかかりますね。それではレビューを始めます。
(全体像)
警官の制服は、劇中の衣装によく似せて作られています。服のボタンやベルト、名前のプレートや警察章(?)まで細かいところまで塗り損じやはみ出しもなく作られています。文句ない出来だと私は思います。
上半身アップ
上着の左胸にはボールペンがさせるようになっています。ここまでするのはすごいですね。
(頭部)



T-1000を演じた
ロバート・パトリック氏に良く似せて作られています。広告の写真を見ると少し違ったので心配していましたが、実物はちゃんとより改善していたので安心しました。ただ、ロバート氏はシュワちゃんほどは日本人の頭の中にしっかりとしたイメージがないので、ぱっと見は違和感を感じるかも知れませんが、実物のできはすばらしいです。劇中では表情をほとんど変えることがないので、ほとんどのシーンはこのヘッドで再現できると思います。
差し替え用T-1000ヘッド(頭部断裂ダメージ版) 


劇中でT-800がT-1000にショットガンを至近距離で発射した際のダメージバージョンの頭部です。造形は問題なくできていますが、このヘッドはダメージ回復途中の場面を再現したものなので、飾るときにはシーンが限られるのがちょっと残念かもしれません。 ※この写真だけ色彩悪くてすいません。
(オプション) 武器
ピストル サブマシンガン 弾倉(x2)手錠 懐中電灯 トランシーバー ボールペン マグネット内蔵液体金属パーツ(被弾跡大x2、中x2、小x2)
その他
差し替え用液体金属の武器型腕パーツ(x3)差し替え用ハンドパーツ(3セット)
白バイ警官コスチューム
着せ替え用コスチューム(ハイウェイパトロールユニフォーム)サングラス ヘルメット オプションの充実度は非常に高いです。ここまで揃っているフィギュアはなかなかないと思います。このおかげで劇中のシーンのほとんどが再現できますね。
サングラス
サングラスはシュワちゃんのものとは違い、全体がクロムシルバーのような色になっています。そのため、レンズ部分がシュワちゃんのように別には作られていませんが、別段問題はないと思います。
ヘルメット
ヘルメットは、上下が分割してヘッドパーツに挟み込むようにしてセットすることができます。正面の警察のエンブレムも破綻なくきれいに作られています。
(スタンド)
これは
ホットトイズのフィギュアに標準装備されているものと同じです。ただ、台座部分にT-1000のネームが入っています。
変形腕
劇中では、車に取り付くために腕をかぎつめ状にした状態の腕です。塗り損じもなく、液体金属の質感をよく再現しています。
剣状の腕
劇中ではいろいろな場面で使用された剣状の腕です。これも液体金属の質感をよく再現しています。
指を針状にしたもの
劇中ではこの攻撃シーンが多かったですね。再現性はよいです。ただ、サラを追い詰めた際には両手でこの針状の指を使用したので、左手のものも付いているとさらによかったですね。
例のシーン
T-1000といえばやはりこのシーンですが、専用の手パーツのおかげで劇中のポーズをよく再現できます。
弾痕パーツ
劇中で銃弾を食らった後にできる弾痕もちゃんと再現されています。種類が豊富なので、いろいろな場面のダメージシーンを再現することができます。
(警察装備)
腰には、トランシーバーと手錠を入れるホルダーがあります。それぞれ、手錠とトランシーバーを収納することができます。
銃のホルダーもしっかりと作られています。
前には、拳銃のマガジンを入れると思われるホルダーがあります。二つともしっかりとマガジンを収納することができます。
腰には懐中電灯をつけるホルダーも付いています。それにしてもよくここまで作りこまれていますよね。
手錠は写真のように、突起部分を下にして収納することができます。
オプション使用写真
劇中ではT-1000が懐中電灯を使用することはありませんでしたが、T-1000の性能ならば暗視装置も付いていると思うので使う必要がなかったのでしょうね。
トランシーバーも使用する場面はありませんでしたね。しかし、ボタン部分までしっかりと作ってあるのには感心します。
ジョンを殺すのが目的のT-1000には手錠などいらないですが、この手錠も開閉可能としっかり作られています。
ここまでの評価 良い点 全体的な造形はほぼ問題ないオプションパーツが充実かつ作りこまれている
悪い点 劇中で使用した左手の指を針にしたハンドパーツがない
造形はさすが
ホットトイズだけあって、ほぼ文句はないと思います。通常警官では小道具までつくりこまれています。また、オプションパーツの充実はいままで購入した
ホットトイズフィギュアでもっとも良く、劇中の様々な場面にほとんど対応できると思います。 ちょっと仕事の関係で撮影&レビューを書く時間がなくなったので、続きは後編として後日アップします。後編は、白バイ警官の全体像などと可動性の評価、劇中のシーン再現(どこまでできるかわかりませんが)をする予定です。 それでは今回はこれにて。
後編はこちら↓ ホットトイズ T-1000 レビュー後編 (関連レビュー) ホットトイズ T-800 バトルダメージ版(T1)レビュー ホットトイズ T-800 (T2)レビュー ホットトイズ サラ・コナー(T-1000擬態) レビュー ホットトイズ T-800 DX(T2) ホットトイズ T-800 DX バトルダメージ限定版 ホットトイズ T-800 守護神(ジェニシス版) ホットトイズ T-800 エンドスケルトン(ジェニシス版) ホットトイズ QS T-800 エンドスケルトン エンターベイ QS T-800 バトルダメージ
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