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ホットトイズやバンダイなどのヒーローフィギュアのレビューをしています。
今回は、ホットトイズ アベンジャーズ/インフィニティウォー ウォーマシンマーク4 レビューです。今回は前後編に分けます。
(全体像)
ホットトイズより、アベンジャーズ/インフィニティーウォーに登場したウォーマシンマーク4が日本でも発売されました。全体のフォルムはマーク3に比べてよりごつごつした形状になり、シルバーのラインやマーキングなどが増加し,てより凝ったデザインになっていました。
全体のカラーはホットトイズの塗装技術によりマットな金属の質感が再現されており、さらに他メーカー製のフィギュアではあまり再現されていない劇中のデジタル迷彩のパターンが全身にわたって詳細に施されていました。なおダイキャストパーツは、マーク3と同じく主に腕、脚に多く使用されていました。
(各部)
頭部や首の形状はほぼマーク3と共通ですが、上部や側面にデジタル迷彩が施されていました。それ以外の頭部周辺はほぼ新規造形となっていました。
マーク3と同様にマーク4も肩部にミサイルランチャーを格納していますが、肩回りはマーク3よりもかなり大型化していました。
胸部装甲は新規造形されており、デジタル迷彩が全体に施された上にマーキングも各部に綺麗に再現されていました。胸部のリアクターはレッドのクリアーパーツが使用されており、他にもリアクター左右、胸部下左右にレッドのクリアーカラーの部位が設けられていました。 なお胸部の外側の装甲には、マーク3と同じくダイキャストパーツは使われていないようでした。
腰部分も同様に新規造形であり、デジタル迷彩はもちろんのことシルバーカラーの部分の塗装や細かい凹凸も良く再現されていました。
肩部分にはマーク3にもあったアメリカ空軍のシンボルが左右ともに施されていました。
マーク3と同様に腕の大部分はダイキャストパーツが使用されており、非ダイキャスト部分との違和感もなく塗装及びデジタル迷彩が施されていました。
左腕にはアメリカ空軍のシンボルが、右腕にはウォーマシンマーク4を示す「004」のマークが施されていました。
太ももはマーク3よりも形状が角ばったデザインになっており、マーク3と同じくダイキャスト製で新規造形で再現されていました。 両太ももの外側には、大型のアメリカ空軍のシンボルがデジタル迷彩の上にマーキングされていました。
膝のアーマーからすねにかけての部分も、ダイキャスト製で新規造形されていました。
脚の膝から下部分も迷彩及び塗装に問題はなく、形状も不具合等もありませんでした。 脚はアイアンマンなどよりも太いうえにダイキャスト仕様で重量もあるので、自立させた際の安定性は高めでした。
足首あたりには、劇中ワカンダでの野戦ではねた泥が付着したようなウェザリング塗装が施されていました。
背中はマシンガンの先端部分を装着させることで、収納状態を再現できます。
各部のランプやマーキングの細かな再現も、問題なく丁寧に塗装されていました。
腰後部の状態も、デジタル迷彩及び形状やマーキング等にも問題はない仕上がりでした。
ひざの関節にはマーク3と同じダイキャストパーツが使用されており、質感も十分に再現できていました。
脚部分のスラスター口付近にはスラスターの炎で変色したような塗装処理が施されており、その下には足から続いた泥のようなウェザリング塗装が少し施されていました。
(オプション)
差し替え用ヘルメット(ジェームズ・ローズ)
マーク3のローディヘッドと比較。造形はほぼ同じですが、マーク4のほうが眉間のしわの塗装が濃くなりローディの肌のつやが抑えられていました。あと、口下のパーツがマーク3よりもマーク4のほうがより下に引き下げることができました。
マーク3などと同様に、外したマスクを頭の上にマグネットで固定してマスクオープン状態が再現できます。
マスクの目の部分は、マーク3とは違ってレッドのクリアーパーツが使用されていました。
差し替え用ハンドパーツ×6
交換用ハンドもマーク3と造形は同じものですが、手の甲の部分にデジタル迷彩が施されていました。
肩部用ミサイル×2
差し替え用前腕部パーツ(ミサイル発射×4)
肩部の展開時にセットするミサイル、両腕の差し替え用腕部パーツ、肩部ミサイルポッドの差し替えパーツが左右それぞれ2個ずつ付属します。
マシンガン
今回のマシンガンはマーク3のように完全収納型ではなく、収納状態では先端のみをウォーマシンの背中に取り付ける仕様になっています。展開状態では、専用のアームに連結して使用します。
特製台座
スタンドはほかのインフィニティウォーのものと共通のものが付属していました。ただウォーマシンはこの仕様のスタンドではしっかりと支えられないので、アイアンマンも同じですがいいかげん新開発の専用スタンドを導入してほしいですね。
(ギミック)
ヘッドはマーク3と同様に、頭部のカバーを取り外してスイッチを操作します。ライトアップがマーク3とは違い赤色に発光します。ただ私の購入分ではマーク3と同様にライトアップがすぐに暗くなったので、ある程度は光の強さが維持できる改良が望まれます。
手もマーク3と同様に、装甲を外してスイッチを操作します。こちらはライトアップの強さ時間もさほど問題はありませんでした。
胸部のライトアップでは、背中のフラップを跳ね上げた状態でカバーを外して操作します。
ウォーマシンの胸部ライトアップでは初めて複数個所がライトアップできるようになりました。胸部中央のリアクター、リアクターの左右、胸部左右側面近くの計5か所がライトアップできます。それぞれは強く発光し、持続時間も問題なくライトアップできました。
ただ劇中のスーツでは、前方だけでも両肩のミサイルポッドの下に左右ひとつずつ、腹部正面に4つ、腰部分に左右2つ、太ももの内側のラインに左右一つずつレッドにライトアップされた箇所が見られます。今回のマーク4では5か所のライトアップに対応していますが、アイアンマンではほぼ劇中通りにライトアップを仕込んでいるので、次のマーク6やアイアンパトリオットではよりライトアップ個所を増やしてほしいですね。
ウォーマシンのギミックとしてはおなじみの胸部パーツの取り外しもでき、内部メカの構造が再現されていました。ライトアップ部分を除いて、形状はほぼマーク3と同じ構造をしていました。
背中のミサイルポッドは前方に展開でき、その下にある二枚のフラップも展開可能でした。フラップは今までのアイアンマンなどとは違って本体の接続部にジョイントが設けられており、左右に回転が可能でした。 あと背中中心の溝は、マシンガン本体やアームを取り付ける際に用いられます。
左右肩部分のカバーを展開してミサイルパーツをセットし、背中のミサイルランチャーを持ち上げて前面のパーツを交換すると、ミサイルランチャー展開状態を再現できます。
マシンガンは背中に溝にアームを取り付けて、展開状態を再現できます。アームには可動部位が3つあるので、マシンガンの位置を自由に変更することができます。
左右の腕では、マーク3と同じですがパーツを換装して武器展開状態を再現できます。
すべての武器を展開。マーク3と比べると背中のミサイルランチャーやフラップの展開もあり、より重武装な劇中の武装展開状態を再現できます。
(比較)
ダイキャストマーク1、マーク3との比較です。こう見ると、マーク3、4よりもマーク1がかなり重厚なフォルムですね。
2体で比較
マーク3と4で比較。マーク4はマーク3と共通部分もありますが、大部分は新規造形であることがわかります。
頭部の形状は、カラーが違いますが形状はほぼ同じですね。まあマーク4の頭部はマーク3とほぼ同じデザインのようなので、使いまわされてもほぼ問題なく見えました。
肩のアーマー部分の接続機構は、マーク3は引き出せる仕様ですがマーク4では上にばねで跳ね上げる仕様に変更されていました。
ひじのひじあて部分のパーツ、ひじから上の装甲はそれぞれ違っていますが、ひじ内部のダイキャストパーツから手にかけてはカラーは違いますが同じパーツが使用されているようでした。
太もも部分全体や膝あては形状は違いますが、ひざの裏などカラーは違うものの同一のダイキャストパーツが使用されているようでした。
ひざから下はそれぞれ形状が違いますが、足首から下の足にかけてはどちらも同じパーツが使用されていました。
以上が比較でしたが、マーク4がマーク3と同じなのはヘッド、前腕、腕と脚のダイキャスト製部分、足で、大部分は新規造形されていました。今回のフィギュアはダイキャストシリーズとしては前倒しで発売されましたが、ある程度マーク3と共通パーツが使用できるので生産が早かったのかもしれませんね。
今回は時間の関係で、前編はここまでになります。後編は可動性と関連ギミックに続く予定です。
それでは一旦はこれにて。