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ホットトイズやバンダイなどのヒーローフィギュアのレビューをしています。
(全体像)
ホットトイズより、「アベンジャーズ/エンドゲーム」版のブラック・ウィドウが発売されました。ホットトイズのこのサイズのフィギュアでは、ブラックウィドウはアイアンマン2、アベンジャーズ、キャプテンアメリカウィンターソルジャー、アベンジャーズエイジオブウルトロン、シビルウォー/キャプテンアメリカ、アベンジャーズ/インフィニティウォーに続いて、7回目のフィギュア化になります。 劇中序盤はインフィニティウォーと同様の衣装なので、今回はその後からの衣装になります。プロポーションについてはサンプルから変更なく製品化されており、劇中とほぼイメージ通りの体型を再現していました。今回はウィドウおなじみのブラックのジャンプスーツ姿でインフィニティウォー版のように上にジャケット等は羽織っていませんしスーツのチャックも非可動ですが、細かいラインなども再現されており見栄えは問題ない出来になっていました。
(各部)
ヘッドはインフィニティウォーから新規造形されており、シビルウォー版やインフィニティウォー版より精悍な顔つきではないものの、演じるスカーレット・ヨハンソンさんにより近くなっていました。
髪の毛は初めて植毛ではなく造形になっており、右頭部の編んだ髪の毛や右耳のピアスまで細かく再現されていました。
後頭部には劇中ではかなり髪の毛の色が違っていましたが、フィギュアではその再現は薄めでした。
右の編んだ髪の毛も再現されており、先端部分は劇中ほどではないものの髪の毛の色の違いを再現していました。 植毛ではないので自分で髪型を整えたい人には不満が出そうですが、うまく整えられない人などはこちらも扱いやすくていいかもしれませんね。
今回のスーツではチャックの開閉は省略されていますが、小さいチャックの造型やスーツのサイドのタグ、肩のプレートなども細かく再現されていました。
左手には時を超えるGPSがきちんと造形されていました。 ハンドの上に装備していあるウィドウズバイトの造形は別段問題ありませんでしたが、今回は発光状態の交換パーツは省略されていました。
背中にはバトンを収納するバックパックが装備されていました。 バックパックはインフィニティウォー版と同じ形状のものでした。
腰にはブラックウィドウのマークのバックルのベルトが装備されており、ここのみウェザリング塗装が施されていました。
ベルトにつないである左右のバンドも、しっかりとホルスター等に接続されていました。
太ももにはベルトとバンドで結ばれたハンドガンのホルスターが設けてあり、それぞれハンドガンを収納することができます。
脚のすねから下のブーツ部分は、分割等はなく一体で成形されていました。そのため見た目は良いですが、足首の可動性はほとんどありませんでした。
比較
インフィニティウォー版と比較。植毛の分インフィニティウォー版のほうが背が高く見えました。体型はほぼ同じに見えますが、インフィニティウォー版のほうがジャケットや腕の衣装の素材の厚さの関係で少し太く見えました。顔はインフィニティーウォー版も精悍な顔つきでかっこいいのですが、演者の実際の顔により似ているのはエンドゲーム版だと思います。
(オプション)
ハンドは本体付属の開きと、握り、銃、バトン持ち手が左右それぞれ付属しました。
バトン
インフィニティウォーのものと塗装は違いますが造形は同じバトンがそれぞれ付属しており、ハンドにもたせることができます。
背中のバックパックにバトンの持ち手パーツをセットすることで、収納状態を再現することができます。
ハンドガン
インフィニティウォー版には付属しなかったハンドガンが2つ付属しました。形状はシビルウォーのものとほほ同じようで、同様にスライドの可動とマガジンの着脱が可能になっていました。
スタンド
スタンドは通常の支柱のものが付属し、台座の天面にはブラックウィドウのエンブレムがあしらわれたデザインになっていました。
(可動性)
首とヘッドはインフィニティウォー版と同様に分割されており、前後左右に可動性は高かったです。私の購入分では、インフィティウォー版よりも深く前方に曲げることができるようになっていました。
腕は約90度ほど上げることが可能でした。
ひじは説明書どおり、110度ほど曲げることが可能でした。
前後左右の可動性は衣装の干渉の少なさからインフィニティウォー版よりも高く、特に前後はかなり大きく曲げることができました。
脚は説明書通り90度ほど上げることが可能でした。
胴体は左右に40度ほど回転が可能でしたが、スーツに大きくしわが付くのであまり長い間このポーズにはしないほうがいいと思います。
ひざも説明書通り110度ほど曲げることが可能でした。
左右は説明書どおり80度ほど開脚できますが、衣装が引っ張るので両脚でふんばらせて立たせないとすぐに戻ってしまうのが気になりました。
後方には約40度ほど曲げることができるようになっていました。
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ホークアイと
最後は劇中ではありませんでしたが、二人で戦うシーンで。
ウィドウは映画アベンジャーズでもブタペストの作戦でホークアイと一緒に戦ったとの会話がありましたが、最後もホークアイとともに行くことになり悲劇の結末になってしまったのが悲しかったですね。最後がああなってしまったのでこの姿でのサノスらとの戦いがなかったのが残念ですが、今年公開される単独映画でその分ウィドウの戦闘シーンに期待したいですね。
以上、ホットトイズ アベンジャーズ/エンドゲーム ブラック・ウィドウ レビューでした。
(総評)
よかったところ
ヘッドは頭髪が植毛ではなくなったが、顔の造形はより本人に近く進化
スーツの造形も高く再現され、全身のプロポーションも違和感なく整えられていた
一部を除く可動性もインフィニティウォー版よりも向上
気になったところ
インフィニティウォー版と同じくブーツの素材が固く、足首の可動性がほとんどなかった
後頭部の染めた髪の毛の色が劇中よりも薄め
今回のブラックウィドウのフィギュアではヘッドが植毛ではなくなりましたが、ヘッドは前作やシビルウォー版よりも演じるスカーレット・ヨハンソンさんに似た造形に進化していました。スーツも劇中と違和感なく作られておりプロポーションも良く、可動性もインフィニティウォーよりも腰や首部分が改善していました。もともと劇中で装備していた武器は少ないのですがハンドガンにバトンなど必要最小限のものは揃っており、スパイダーマンほど可動域はありませんが劇中のポーズや以前の印象的なブラックウィドウのポーズもそこそことれる可動域を有していました。
一方気になったのは、インフィニティウォー版もそうでしたが足首のブーツの素材が固いため、ほとんど可動域がなかったことですね。あと劇中では後頭部の髪の毛はゴールド?に近いカラーに染められていたのですが、フィギュアでは塗装されているものの少し薄めになっている点が気になりました。他には以前のものより値段もより上がっていることもあり、シビルウォー版やインフィニティウォー版の武器もおまけで付属しているとポーズの幅が広がってよりよかったかもしれませんね。
足首の可動性や頭髪の一部色など気になる点はありましたスーツやプロポーションは問題なくヘッドやそのほかの可動域も改良されているので、インフィニティウォーに比べて活躍場面は少なかったのですがエンドゲームのブラックウィドウが欲しい人は購入を検討してもいい出来だと思いました。
ブラックウィドウは今年11月に単独映画の公開が控えていますが、演じるスカーレット・ヨハンソンさんも「アイアンマン2」から演じていますし今回別ヒーローに引継ぎを行って卒業する可能性はありそうですね。すでにホットトイズも単独映画版のサンプル展示はしているようなので、もしリリースされるならばヘッドは今回と同じかもしれませんがヨハンソンさん演じる最後のブラックウィドウにふさわしい最終完成版に期待したいです。
それでは今回はこれにて。
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