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ホットトイズやバンダイなどのヒーローフィギュアのレビューをしています。
今回はS.H.フィギュアーツ ウルトラマンタイタス レビューです。
(全体像)
TVシリーズ「ウルトラマンタイガ」に登場した、ウルトラマンタイタスのフィギュアーツが発売されました。タイタスはウルトラ兄弟などの故郷であるウルトラの星ではなく、アニメ「ザ・ウルトラマン」に登場したウルトラマンジョーニアスと同じ惑星U40の出身のウルトラマンになります。
今回のフィギュアは他のウルトラアーツにはない大きく膨れ上がった筋肉を新規造形で再現しており、シルエットも若干劇中スーツのほうが大きめに見えますがほぼ劇中に近いプロポーションを再現していました。
(各部)
頭部は最近のウルトラマンにはない全体的に四角い形の造形になっており、あごの下の長さが劇中スーツより少し短めに見えますが、概ねイメージを損なわず立体化されていました。
胸部上部のプロテクターは軟質素材が使用されており、腕の動きを妨げにくくなっていました。 カラーはゴールドとシルバーで綺麗に塗装されており質感も申し分なかったです。
肩のパーツのほうは硬質素材ですが、胸のプロテクターと同様にゴールドとシルバーの塗装も乱れなく綺麗に仕上がっていました。
背中はプロテクター中央部分のみ硬質素材で、その下の身体の背中の造形もたくましい筋肉を見事に再現していました。
脚の太もも部分は劇中の太さをよく再現しており、膝から下の部分の塗装や形状にも問題なく仕上がっていました。
脚の後ろも塗装等に別段不具合もなく、膨らんだふくらはぎの造形もしっかりと再現されていました。
(オプション)
ハンドは本体付属の握りに加えて、平手、ポーズ用2種類が付属します。
胸部のカラータイマーカラーがレッドの交換パーツが付属します。
プラニウムバスターエフェクトパーツ
エフェクトパーツは前方の球体と後方を分離することができました。エフェクトの塗装等は問題ないのですが、球体の下に専用支柱を差し込んでディスプレイできますが不安定で、できれば魂ステージの支柱に接続できるようにしてほしかったですね。
(可動性)
頭部は首と分割されていることもあり、前後左右ともに可動域はかなり広くなっていました。左右にも360度回転が可能でした。
肩には引き出し機構があるので、腕を前にまっすぐ伸ばすことができました。
腕は横や前方には約90度ほど上がり、上には真っすぐは無理ですが少し横に傾けるならば上に動かせました。無理すればもっといけそうですが、その際は胸部のプロテクターが大きく曲げることになるので注意が必要そうでした。 あとひじは左右に360度回転でき、腕の微妙な位置の調整がより可能になりました。
腰は前方に約30度、後方に10度ほど可動域がありました。上半身は左右に約20度、傾けることも可能でした。
腰を軸に上半身を左右に90度以上回転させることができました。それ以上回せますが、その際は腹部パーツと腰が擦れるのに注意したほうがいいかもしれません。
脚は前方に約100度、後方には450度ほど動かせますが、斜め後ろにならば90度近くまで動かすことが可能でした。なお他のウルトラアーツと同様に、つま先も上に可動部位がありました。
脚は左右に160度ほど開脚が可能でした。ただしこうすると太もも分のパーツと腰パーツがどうしても接触するので、気になる人はここまでは広げないほうがいいかもしれませんね。足は前後左右に可動域があり、接地性も高めでした。
太もも部分は太ももと上部パーツと分割されており、太ももより下は上部パーツを軸に左右に回転が可能でした。さらに上部パーツを支点に内側に20度ほど脚を動かすこともできました。
(そのほか)
劇中でも、登場時にボディビルのポーズをとるタイタスが印象的でした。鍛えぬいた筋肉があるので、ポーズ中に攻撃を食らっても大丈夫そうですね。
従来の作品ではパワー重視型のヒーローは圧倒的なパワーを発揮するも猪突猛進だったり考えが浅い傾向がありますが、タイタスに関しては賢者と自称するだけあってパワーと思慮深さを兼ね備えていました。劇中でもう少しその知力を生かした場面があればよかったですね。
劇中ではプラニウムバスターは使わずXの力を使ったエレクトロバスターを使っていましたが、エフェクトの形状が違うのでプラニウムバスターポーズで。
レビューしていませんがフィギュアーツトレギアを使用。
タイガと。残るフーマも発売予定なので、トライスクワッドはフィギュアーツで勢ぞろいすることになります。残るはタイガフォトンアースと劇場版のレイガのみになりますね。以上S.H.フィギュアーツ ウルトラマンタイタス レビューでした。
(総評)
よかったところ
劇中に準拠した、大型で筋肉質な体型を新規造形に再現
可動性はかなり高く、劇中のマッスルポーズにもほぼ対応可能
プラニウムバスターのエフェクトパーツで必殺技使用時を再現可能
気になったところ
肩の可動性のみ少し狭い
プラウニウムバスターは劇中では未使用のため、エレクトロバスターなど用のエフェクト交換パーツもあるとさらによかった
劇中の大型で筋肉質なプロポーションを良く再現しており、デザインや塗装等にも劇中と違和感なく仕上がっていました。可動性は肩以外はかなり広く、劇中のマッスルポーズもほぼ対応できました。オプションのプラニウムバスターは支柱付きで、分離して先端の球体のみでのディスプレイも可能でした。
一方気になったのは、肩は引き出し機構はあるもののプロテクターなどの干渉もあって制限されているのが気になりました。またプラニウムバスターは劇中では未使用のため、できれば劇中で使用したエレクトロバスター等の交換用エフェクトもあってほしかったですね。
気になる点はありますが筋肉質な体型をよく再現して可動性も高く、タイタスの可動フィギュアとしてはおすすめできる完成度だと思います。今後ウルトラマンタイガからはウルトラマンフーマが発売予定ですが、残るタイガフォトンアースやレイガなどあと2体なので、最後までリリースしてほしいですね。
それでは今回はこれにて。
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