ULTRA-ACT ウルトラマンゼロ 代行レビュー - ヒーローフィギュアをレビュー!

ULTRA-ACT ウルトラマンゼロ 代行レビュー

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(「ULTRA-ACT ウルトラマンゼロ」レビュー


大変遅くなりましたが、映画「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」で初登場した「ウルトラセブン」の息子で、「ウルトラマンレオ」の弟子でもある「ウルトラマンゼロ」が「ULTRA-ACT」で登場です。 「ゼロ」の父親は「セブン」ですが、じゃあ「母親」は一体誰なんでしょうか?(「アンヌ隊員」でしょうか?) 「ウルトラマンゼロ」の声は、アニメ版「DEATH NOTE」の「夜神月」や「機動戦士ガンダムOO」の「刹那・F・セイエイ」を演じた「宮野 真守さん」が担当しています。 それではレビューです。 ※本レビューには、作品の設定と異なる内容の写真が含まれますが、飽くまで趣味として撮影したものなので、ご了承ください。

「星のように…」MISIA

「あたらしい ひかり ウルトラマンゼロ」ボイジャー
 
動画投稿者の方々へ、ありがたく使わせて頂きます。

(全体図)
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(付属品)
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ゼロスラッガー(左右)ゼロツインソードゼロツインシュート用再現パーツ交換用手首(左右各4種)カラータイマー(青・赤)交換用頭部

(2種) (マスクなし頭部)
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(「ゼロスラッガー」「有無」比較)
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(「カラータイマー」)
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胸のカラータイマーは「青」と「赤」に換装可能です。「ウルトラ銀河伝説」では、「赤」になるまで戦う事無く勝利しました。

(以下適当にポーズ等) (「ゼロスラッガー」「短刀」状態) zero14.jpg
(「ゼロツインソード」装備)
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(「ゼロツインシュート」)
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(飛行ポーズ)
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(決めポーズ)
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(ワイドゼロショット)
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(「ウルトラマンゼロVSダークロプスゼロ」より) zero24.jpg zero25.jpg
(適当にポーズ)
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(エメリウムスラッシュ)
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(飛び蹴り)
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(回し蹴り)
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(「ULTRA-ACT ウルトラマンベリアル」レビューの続き) zero35.jpg zero34.jpg
ベリアル「セブンの息子だと!だったら親父同様地獄へ落としてやる!」

(「ギガバトルナイザー」を受け止める「ゼロ」) zero36.jpg
(「エメリウムスラッシュ」放つ「ゼロ」)
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(突進してくる「ベリアル」と構える「ゼロ」) zero38.jpg
(「ゼロスラッガー」炸裂)
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(「ゼロスラッガー」命中)
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(「ワイドゼロショット」炸裂)
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(「ゼロスラッガー」短刀戦法)
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(「ベリアル」を「ゼロスラッガー」で斬る「ゼロ」) zero43.jpg
(対峙する両者)
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ゼロ「貴様だけは…絶対に許さん!!」
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ベリアル「ほざけ!今ぶっ倒してやるからな!」

(「ゼロスラッガー」で「ギガバトルナイザー」を押さえる「ゼロ」) zero47.jpg
(「ベリアル」に膝蹴りを決める「ゼロ」)
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(「ベリアル」の背後に回り「ギガバトルナイザー」を掴む「ゼロ」) zero49.jpg zero50.jpg
(「ゼロスラッガー」を遠隔操作し「ギガバトルナイザー」を奪う「ゼロ」) zero51.jpg zero52.jpg
(「ベリアル」に飛び蹴りをする「ゼロ」)
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(追い込まれる「ベリアル」
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(「ゼロツインシュート」を決める「ゼロ」)
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ゼロ「とどめだ!」
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(吹き飛ばされる「ベリアル」)
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ゼロ「おーりゃー!!」ベリアル「ぬあー!!」

(「ゼロツインソード」を組み立てる「ゼロ」) zero61.jpg zero62.jpg zero63.jpg
(「ベリアル」に飛び込む「ゼロ」)
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ゼロ「はあああー!!」

(「ゼロツインソード」が命中した「ベリアル」) zero65.jpg
ベリアル「まだ終わらんぞ!この宇宙を手に入れるのだ!」 zero66.jpg
ゼロ「その野望、俺が叩き潰す!」
(「ベリアル」断末魔の叫び)
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ベリアル「お、俺は不死身だ―!!」
(「ベリアル」復活の兆し)
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(「ゼロ」活動時間限界)
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(ファイティングポーズ)
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(「マン」・「ゼロ」2ショット)
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(総評)
(長所)「ULTRA-ACT」第1弾「ウルトラマン」の不満点であった、
各関節の緩さがだいぶましになっていたのが良かったです。
特に、
事前の情報では全く触れられなかった
「赤のカラータイマー」が
サプライズ的に付属するのがうれしい限りです。
「ゼロスラッガー」や「ゼロツインソード」を
しっかりと保持できる「武器用手首」がちゃんと付属しているおかげで、
しっかりポーズが決められたと思います。
事前の情報では「ゼロスラッガー」は、
頭部から直接外す仕様になるとの事でしたが、
「ゼロスラッガー(有・無)交換用マスク」に変更されていました。
ただ、そのおかげで、ポロポロ「ゼロスラッガー」が外れるストレスを
感じる事無く遊ぶ事ができました。

(短所)
「ワイドゼロショット」・「エメリウムスラッシュ」・「ゼロツインシュート」を
再現させるための「エフェクトパーツ」が付属しないのが残念でした。
腕を動かしていると、頻繁に抜けてしまうのが少しストレスになりました。
脱着可能の「テクターギア」が付属しないのも残念でした。
「マスク」をしっかりと固定できず、少し外れやすいのも残念でした。
残念な点はあるものの、「ウルトラマンゼロ」の可動フィギュアがずっと欲しかったので、
今回の「ULTRA-ACT」での商品化は感無量でした。個人的にも大変気に入りました。

さて、 2010年12月公開の映画「ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国」に
登場する「ウルトラマンゼロ」のパワーアップ形態「ウルティメイトゼロ」も「ULTRA-ACT」で発売予定です。
前作でもたった一人で怪獣軍団を一掃した「ゼロ」が、早くもパワーアップです。どういう活躍をするのか楽しみです。

また、上記の映画の前日談にあたるオリジナルビデオ
「ウルトラ銀河伝説外伝 ウルトラマンゼロVSダークロプスゼロ」に登場する
「ダークロプスゼロ」が「プレミアムバンダイ限定」で発売予定です。

上記ビデオでも登場する「ゼロ」の師匠「ウルトラマンレオ」も
ぜひ[ULTRA-ACT」で出してほしいです。

そして「魂NATION2010」の
「ULTRA-ACT」のブースで、
「各モード」が参考出品されていた
「ウルトラマンティガ」も
「マルチタイプ」の発売が決定しました。
このまま全モードをぜひ商品化してほしいですが、
やはり「限定販売」に回されるものが出て来そうなので心配です。


(おまけ)
さて最後に、以前「ULTRA-ACT ウルトラマン」のレビューでもやりましたが、
商品のレビューとは無関係ですが、再び「ウルトラマン」について語りたいと思います。
※興味のない方は無視してください。

テレビで「ウルトラマン」について討論する番組等が放送される事がありますが、
それらの番組ではほとんど、
「ウルトラQ」・「ウルトラマン」・「ウルトラセブン」までしか取り上げられません。
確かに上記の三作品はとても見ごたえのある奥の深いエピソードが多くあります。
放送当時は子供達に受け入れられたとは言えなかった「セブン」も、
放送終了後に再評価され、「ウルトラシリーズの最高傑作」と呼ばれる事もあります。
熱心なファンの間では、「ウルトラシリーズは『セブン』までで終わった!」とされているそうです。
しかし、個人的には「『セブン』以降のウルトラシリーズは見るに値しない駄作しかない」とは思えません。
そこで、以下に『セブン』以降の作品に対する個人的な感想をあげていきたいと思います。
※全作品の全話を視聴した訳ではないので、飽くまで現時点での私個人の見解になりますのでご了承ください。

「帰ってきたウルトラマン」
前作までの「ハヤタ」・「ダン」と異なり、直情的な性格の主人公「郷秀樹」が、
慢心から「ウルトラマン」に変身できず苦闘しながら成長していく姿が新鮮。
「怪獣使いと少年」のエピソードは、「後味の悪さは児童番組史上最悪」だが、
その分深く考えさせられる作品。物語途中で、「郷」の兄貴分と恋人が殺される展開が衝撃的だった。
「初代ウルトラマン」と「ウルトラセブン」が登場し、「ウルトラ兄弟」の設定が初めて盛り込まれた。
最終回の「ウルトラ五つの誓い」は現在でも十分通用する名言だと思う。

「ウルトラマンA」
物語中盤までの「合体変身」が斬新。「ウルトラの父」が初登場し、
「ウルトラ兄弟」という設定が前面に押し出された作品。
「怪獣」を凌駕する「超獣」という新たな敵が登場。
最終回で、宿敵「ヤプール」の卑劣な罠に落ち、
正体を明かしたため地球を去らざるを得なくなった「A」が、
子供達に深いメッセージを残す姿が圧巻。

「ウルトラマンタロウ」
「オイルショック」の影響を受け、着ぐるみが見るからに安っぽくなりながら、
ファミリー向けのギャグっぽい話を描き続けた。
そんな中でも、メッセージ性の強いシリアスな物語が度々描かれた。
前作の「父」に続き、本作では「ウルトラの母」が初登場する。
「ハヤタ」・「モロボシ=ダン」・「郷秀樹」・「北斗星司」の4人の
「ウルトラマンの変身前」が初めて勢揃いした光景は壮観。
最終回で主人公「東光太郎」が、親友の少年に強く生きる事を教えるため、
変身アイテムを捨て、一人の人間として「知恵」と「勇気」で侵略者に勝利する姿がかっこいい。

「ウルトラマンレオ」
「光線技」が苦手なため、「宇宙拳法で戦うウルトラマン」の姿が個性的だった。
「光の国」出身ではない「ウルトラマン」が主人公となった初めての作品。
前作までと違い、「ウルトラ兄弟」のゲスト出演は少なかった。
「ウルトラマンの神」とも呼べる「ウルトラマンキング」が初登場する。
防衛チーム「MAC」が壊滅する展開は衝撃的だった。
逆境に続く逆境の中、「師匠」・「友人」・「恋人」・「戦友」を失い、
一人ぼっちになりながらも戦い続け、「第二の故郷」を守り抜いた。

「ウルトラマン80」
「人の心の闇が怪獣を生み出す」という新たな設定を設けたものの、
番組自体は度重なる路線変更を余儀なくされる。
「ウルトラマン先生」という設定で知られるものの、それは序盤で唐突になくなってしまう。
防衛チーム「UGM」のメカが、「スターウォーズ」を意識してか、非常にデザインがかっこいい。
「80」は「光の国」の出身だが、
本作では「ウルトラ兄弟」は登場せず、「妄想セブン」や「ウルトラの父の幻」のみが登場。
それまでの「ウルトラマン」と異なる独特の丸っこい体型に似合わず、
俊敏な動きで華麗なアクションを連発していた。
事実上最後の戦いとなった「プラズマ」・「マイナズマ」との戦いを除き、
一度としてピンチに陥る事がなかった。
最終回で「ウルトラマンの力に依存する心」に打ち勝ち、
人類だけの力で最後の怪獣を倒す展開が印象的。

「ウルトラマンティガ」
主演俳優の都合により、「主役なのに出番が少ない」という印象の
「『80』以来のテレビシリーズの『ウルトラマン』」。
初めて「マルチチェンジ」の設定が盛り込まれ、その後の流れを作った作品。
「光であり人でもある」主人公「ダイゴ」が、
堕落しようとする人類を身を持って諭すクライマックスの展開が見どころだと思う。
世界中の子供達が光となって「ティガ」と一体化しラスボスを撃破する最終回も忘れられない。

「ウルトラマンダイナ」
放送当時は前後の番組のインパクトに負けていた印象だが、
主演俳優の、その後のバラエティー番組等での活躍で、知名度が上がった。
いつもギリギリまで追い込まれながら逆転して勝利する戦い方が定番だった。
むやみに怪獣を退治する事無く、時にはわざと負けて怪獣に花を持たせる事もあった。
主人公「アスカ=シン」が光の中に消えていく最終回が斬新。

「ウルトラマンガイア」
主人公「ガイア」と、「人間を守る事が地球を守る事とイコールではない」と主張する「アグル」の対立が描かれた。
「メビウス」に先駆け、物語途中で「ガイア」の正体がばれる展開となった。

「ウルトラマンコスモス」
「怪獣を倒さないウルトラマン」という開始前のキャッチコピーに対し、反感を持ったものの、「怪獣と共存できる」と信じ奮闘する主人公「春野ムサシ」の姿にいつの間にか感情移入していた。主演俳優に向けられた疑惑により放送途中で打ち切りの危機に直面するも、何とか最後まで物語を描き切った。

「ウルトラマンネクサス」
「平成ライダー」の人気を意識してか、「リアルな設定」にこだわり、「グロテスクなデザインのビースト」「難解な専門用語」が登場した作品。しかし結果としてそれらが裏目に出て、人気が出ず放送打ち切りとなる。それに連動して、本作品の前日談を描いた映画「ULTRAMAN」の続編の制作も中止となった。但し、「ウルトラマン」に変身する人間が交代する展開は斬新だった。主人公「孤門一輝」がスランプを克服し成長する姿が圧巻だった。

「ウルトラマンマックス」
前作の不振を反省し、「原点回帰」を目指した作品。「ゴモラ」・「レッドキング」・「バルタン星人」・「エレキング」・「メトロン星人」等、「昭和のウルトラシリーズ」でお馴染みのキャラが多数登場した。また「黒部進」・「桜井浩子」等第1作のキャストがレギュラーとして参加。また、「毒蝮 三太夫」・「二瓶 正也」・「森次 晃嗣」・「真夏竜」等の「ウルトラマン」にゆかりのある面々がゲストとして出演。「攻撃」すればする程パワーアップする強敵によって壊滅の危機を迎えた地球が、「音楽」の力で救われる物語や、後に続く者のために、地球人の信頼を得ようと犠牲になる異星人の姿を描いた物語が良かった。(ファンの間では「胡蝶の夢」と「狙われない街」が最高傑作と言われていますが…)

「ウルトラマンメビウス」
「80」以来の「『光の国』から来たウルトラマン」が主人公の作品。「昭和のウルトラシリーズ」に登場した怪獣・侵略者・超獣が多数登場し、「ウルトラ兄弟」との共闘も描かれた。過去のエピソードの設定等が盛り込まれ、「帰ってきたウルトラマン」の「怪獣使いと少年」の続編である「怪獣使いの遺産」という物語が描かれた。努力の甲斐なく、「人間のクズ」としか言いようのない地球人の男に誠意を踏みにじられた主人公「ヒビノ=ミライ」を「ウルトラ兄弟」が励ます姿が、「往年のヒーロー像」を象徴していたと思う。

「ULTRASEVEN X」
「ウルトラセブン」をベースとした深夜枠で放送された大人向け(?)の作品。巨大化せず、等身大で戦う事が多かった。現実の問題を反映したかのような、「HOPELESS」の話が考えさせられた。最終回に「ダン」と「アンヌ」が登場し、オリジナル版「ウルトラセブン」のパラレルワールドが舞台であった事が明らかとなる。

先日「ウルトラQ」・「ウルトラマン」・「ウルトラセブン」で脚本を書いた「金城哲夫さん」の生涯を取り上げた番組を見ました。金城氏は、「地球人」であり「宇宙人」でもある「ウルトラマン」と、「沖縄県民」であり「東京の人間」でもある自分の姿を重ねたり「ベトナム戦争」等の現実世界で目の当たりにした矛盾を「ウルトラセブン」の物語のテーマとして盛り込もうとしたそうです。そういう姿勢で描かれたからこそ、「単純な勧善懲悪の物語で片づけられない」「ウルトラマン」という作品が生まれたわけですね。 今後も、先人達の思いを受け継ぐ人々によって、「ウルトラマン」が作り続けられる事を願いたいと思います。

それでは大変長くなりましたが、今回はこれまで!ではまた!

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