ホットトイズやバンダイなどのヒーローフィギュアのレビューをしています。
今回は遅れましたが、バンダイスピリッツ S.H.フィギュアーツ フリーザ (第一形態)ミニレビューになります。
(全体像)
バンダイのS.H.フィギュアーツブランドより、ドラゴンボールZのフリーザが発売されました。フリーザといえば劇中のナメック星編での敵のボスで公家のような丁寧な言葉遣いですが残虐非道で、戦闘力53万というその当時では桁違いに高い戦闘力を持つ宇宙の帝王でした。劇中では第4形態(最近では第五)まで変身が可能で、ナメック星編終了後も映画や超などで再び登場する人気キャラでもあります。
全長は11センチと通常のフィギュアーツと比べると低く、他のフィギュアーツと加部手も劇中の身長差を再現しています。全身の彩色はアニメのものに準拠しており、各部の造形も小柄な体型をほぼ劇中と違和感なく立体化されていました。
(各部)
頭部は、シャープなつのや広い額部分などフリーザ独特の頭部の形状を再現していました。顔の表情も劇中のイメージに近い造形を再現しており、特に鼻は劇中の絵のイメージに近く立体化できていました。
今回はフリーザ軍共通の鎧を身に着けた状態になっており、胸部は艶ありのパープルでの塗装が施されていました。腕はスミ入れはないですが横に平行に走ったスリットが再現されており、前腕には着脱不能ですがアーマーが造形されていました。
脚はひざより下はアーマーを装着した状態が再現されており、太ももには筋肉の形状も造形されていました。脚は3本指の形状を再現しており、爪にもちゃんと塗装が施されていました。
尻尾は中間にジョイントで分割されて接続されており、左右回転及び上下へ可動できました。一方尻尾本体にはベンダブルなど可動ギミックはありませんでした。
(オプション)
ドラゴンボール(五星球)
ナメック星のドラゴンボールである五星球が付属します。
ハンドは本体付属の握りに加えて、開き、指差し(右)、ポーズ(左)が付属していました。そしてスーパーノヴァのエフェクトパーツが付属し、指差しハンドパーツにセットして劇中を再現できます。
スカウターも付属し、劇中でのギニュー特戦隊到着に持ってきた新型スカウターを装着した状態を再現できます。
ヘッドパーツ
表情パーツは本体付属のものに加えて4種類付属し、にやけ、食いしばり、笑い、叫びが付属します。頭部と耳パーツは2種類付属し、顔の形に合わせて使用します。
それぞれの表情です。真顔がないのが残念ですが、劇中の印象的なシーンはほぼ再現できる上に造形もどれも劇中イメージに近く迫力ある表情を造形できていました。
ポッド
劇中で長期間フリーザが移動に使用していたポッドが付属し、特徴ある形状や光沢の高いゴールド出の塗装などこだわって造形及び塗装されていました。
ポッドの造形は原作者鳥山明氏監修のもとに製作されており、劇中では見えなかったポット内部のコントロールパネルまで造形されていました。
ポッドの下の推進機?部分もしっかりと造形されていました。
専用の台座が付属するので、フリーザを乗せた状態でも安定したディスプレイが可能でした。
さらにポッド下部のカバーを外すと魂ステージなどを接続でき、劇中の飛行ポーズなどにも対応できます。
フリーザは上半身と尻尾を分離してポッドに接続でき、尻尾が横から垂れ下がる劇中のようなポーズも再現できました。
(可動性)
ヘッドは後ろには少し狭いものの前後左右ともに可動域はそこそこあり、左右回転も360度できました。
肩のアーマーは上に跳ね上げることができ、腕を横には120度、前後に360度回転が可能でした。
腕は肩に引き出し式になっていますが、アーマーの形状が干渉するのでそこまで正面まで腕を動かすのは難しかったです。
胴体は後ろには少し狭いですが、前方には深く曲げられ、左右には腰を軸に360度回転が可能でした。
脚は前方には約90度まで上がり、ひざは120度ほどまで曲げることが可能でした。
脚は左右には合わせて約90度くらいまで広げられますが、それ以上は接続が外れてしまうので無理そうでした。
前後には180度開脚が可能でした。足は前後左右ともに可動性は高めでしたが、接地性はちょっと低めでした。
尻尾はジョイントを軸に左右、と上下に可動できました。
(そのほか)
ザーボンさん、ドドリアさん、やっておしまいなさい!
TVスペシャル(バーダックが主人公の話?)の感じで
ザーボンさん!ドドリアさん!御覧なさい、美しい花火ですよ!
ナメック星でのブチギレフリーザ
はじめてですよ。私をここまでコケにしたおバカさんたちは・・・
絶対に許さんぞ虫けらども!じわじわとなぶり殺しにしてくれる!!!
どうやらわたしの恐ろしさを忘れてしまったようだな。思い出させてやるぞ!!!
フッフッフ、スーパーサイヤ人などと・・・
いちいち癇に障るヤローだ!!!
以上、短めですが、バンダイスピリッツ S.H.フィギュアーツ フリーザ(第一形態)ミニレビューでした。
(総評)
劇中のフリーザのイメージを損なわず立体化されていました。付属するフェイスパーツも多く可動性も高めで、特に印象的であった本編でのブチギレ場面を再現できるのは個人的に楽しかったです。ポッドも鳥山氏の監修により劇中と違和感ない出来で、ナメック星での登場場面やテレビスペシャル(だったと思いますが)などのシーンにも対応できるなどプレイバリューは高かったです。
気になったのはフェイスパーツがにやけ顔よりも真顔のものがあればほぼ完璧でしたね。
劇中では変身するまでの長い期間この姿だったこともあり、ドラゴンボールのナメック星編が好きだった人には楽しめる内容だと思います。今後はフリーザの形態がどこまで出るかも気になりますが、ザーボンとドドリアとの並びは印象深いので二人もフィギュアーツで出してほしいですね。
本日5月9日は悟空の日だそうで、公開された情報では来年には鳥山先生も参加するドラゴンボールの新作映画公開されるそうです。個人的には本日発売決定したス-パーサイヤ人4悟空やクウラあたりが対決してくれるとうれしいですね。
それでは短めですが今回はこれにて。