ホットトイズやバンダイなどのヒーローフィギュアのレビューをしています。
遅れましたが、今回はバンダイスピリッツ S.H.フィギュアーツ 真骨彫製法 仮面ライダーBLACK ミニミニレビューになります。
(全体像)
S.H.フィギュアーツより、真骨彫製法で仮面ライダーBLACKが発売されました。BLACKは2009年、リニューアル版が2013年に発売されており、今回がフィギュアーツブランドでは3回目の発売となりました。2009年版よりも2013年版は劇中スーツのデザインに近く見えましたが、今回は真骨彫製法で再造形されておりより劇中に近いプロポーションとなりました。
(各部)
頭部は2013年版よりも顔が長く見えますがより劇中のデザインに近くなりました。以前このブログでもレビューしたRAH DXのblack1.5版と比べると首が長くアンテナが少し太いのは気になりますが、以前のバージョンと比較しても全体のデザインもより劇中に近く見えました。目はクリアーパーツが使用されており、頭部大部分のメタリックブラックやラインの塗装もはみ出しもなく精密に施されていました。
ブラックのボディ全体には細かい凹凸が施された表面処理が施されており、肩は光沢の強いメタルブラック塗装で、それ以外の場所は若干艶消しのブラックで塗装されていました。 肩、ひじ、股関節には人工筋肉フィルブローンの形状が立体的に再現されていました。腰のベルトも小さいながら中央部分はクリアーパーツが使用されており、ランプやボタンなども詳細に塗分けられていました。
腰や太もも上部などにはしわが再現されており、硬質素材ですが劇中のスーツについたしわのように見えるようになっていました。
膝から下もスーツのしわが造形で再現されており、足首のパーツは脚と一体でそれより下は分割されていました。
背面もボディの細かい凹凸表面処理が施されており、太もも上部などにもしわが造形されていました。特にRAH DXのブラックでも再現されなかったひざ裏部分のフィルブローンが再現されている点も好印象でした。
(オプション)
ハンドは本体付属の握りに加えて、劇中変身などに対応できる10個のハンドパーツが付属していました。
また交換用のアンテナも付属していました。
(そのほか)
上では書けませんでしたが、胸部左右のスーツの留め金?部分の造形もちゃんと再現されていますね。
もともとブラックは武器も終盤のサタンサーベル以外にはなく、遠距離攻撃もキングストーンフラッシュくらいしかないので、パンチやキックのエフェクトパーツくらいはあってもよかったのかもしれませんね。
以上短いですが、S.H.フィギュアーツ 真骨彫製法 仮面ライダーBLACK ミニミニレビューでした。
(総評)
予約開始時の争奪戦に敗れて予約できずにいましたが、発売直前の在庫復活でなんとか購入できました。今回のBLACKは真骨彫製法ということもあり、以前のものよりもより劇中スーツに近い造形になっていました。RAH DXのBLACKと比べると生地の使用していないことによるリアルさの差やアンテナが太いなどの違いはありますが、スーツのしわまで再現した細かい造形に加えて高い可動性があるのでこのサイズでは仮面ライダーBLACKとしてはかなり完成度は高かったです。一方劇中使用武器等がほとんどないこともありますが、キック等のエフェクトや今後出ると思われるシャドームーンのサタンサーベル用のハンドなどもあればよりよかったですね。また細身ということもありますが、私の購入分では少し肘部分を曲げにくかったのが気になりました。
今後はライバルであるシャドームーンやRXだけでなく、今回の真骨彫のサイズにあわせたバトルホッパーやロードセクターも出るといいですね。ただ最近のバンダイ製品のフィギュアやプラモデルの争奪戦はさすがしんどいので、今回のようにティガなども発売直前に買えるチャンスがあってほしいです。最近にはBLACKのリブートも決定しましたが、このデザインのままではないとは思いますがブラックサンやシャドームーンのデザインにも期待したいですね。
それでは短めですが今回はこれにて。