バンダイスピリッツ S.H.フィギュアーツ 真骨彫製法 仮面ライダーディケイド コンプリートフォーム ミニレビュー - ヒーローフィギュアをレビュー!

バンダイスピリッツ S.H.フィギュアーツ 真骨彫製法 仮面ライダーディケイド コンプリートフォーム ミニレビュー

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今回は、 S.H.フィギュアーツ 真骨彫製法 仮面ライダーディケイド コンプリートフォーム ミニレビューになります。



(全体像)
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仮面ライダーディケイドの最強フォームであるコンプリートフォームが真骨彫製法で発売されました。ディケイドコンプリートフォームは2009年にも通常のフィギュアーツブランドで発売されており、12年の時を経て再度フィギュアーツ化されました。

本体は真骨彫刻ディケイドとの共通部分も多いのでそこまで新規性は感じませんが、頭部などは新規造形パーツが使用されており前バージョンよりも劇中に近いシルエットとなり、胸部のライダーカードが並んだヒストリーオーナメントなどの形状もしっかりと再現されていました。


(各部)
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頭部は以前このブログでもレビューしたPBM!版ディケイドコンプリートフォームにより近い造形になっており、特に目の中心よりの部分とスリットの形状再現がさらに劇中に近くなっていました。劇中のマスクやPBM!版などでは目の両端上部が少し尖って見える形状は再現できていないようですが、以前のバージョンよりも明確に再現性は向上していました。

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胸部のヒストリーオーナメントはシールになっていましたが、表面のライダーデザインは小さいくてもほぼ劇中から違和感なく再現されていました。そして胸元のマークも少し小さく感じますが綺麗に再現されていました。

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腰のベルトにはケータッチが着脱可能で装備されており、内部にはコンプリートカードが挿入されており表面からライダーマークが確認できます。横のグリーンのランプや下部のK-TOUCHの文字も小さいながら詳細に再現されていました。

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右腰にはディケイドライバーが取り付けられており、形状は通常版ディケイドと同じようでしたが着脱可能でした(ただ接続部位の形状が違うので正面のベルトにはセット不可)。左腰にはライドブッカーが装備されており、こちらも形状は通常ディケイドのものと同じようでした。

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脚はほぼ通常のディケイドと同じですが、股付近のラインやカラーは劇中通りシルバーカラーで塗装されていました。

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背面部分の形状も劇中に近く再現されており、塗装ミスなどもなく品質にもほぼ問題なく見えました。

比較
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真骨彫ディケイドを持っていないのでネオディケイドライバー版と比較。もともとディケイドには他に派生フォームは当時はなかったこともあり、頭部、胸部、肩以外はノーマルディケイドとカラー違いでデザインは同じだったので、フィギュアでもほぼ同じパーツが使用されているようでした。できれば最近のオーズなどのようにひじや膝に新たに可動部位などが加えられているとさらによかったですね。



(オプション)
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ハンドは4つは左右が付属し、指先ハンドのみ右が付属していました。ただセットにカードがないせいか、カード持ち手はありませんでした。


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ライドブッカーは通常ディケイドと同様に、ガンモード、ソードモード、収納モードの3種類が付属します。
ただ私の購入分では、若干塗装が粗めでした。

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ライドブッカー収納タイプは通常版ディケイドと同様に開くことができます。ただせっかく開いてもカードがこのセットには付いていないのは残念でした。


(可動性)
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ヘッドは前後には襟の干渉もありあまり可動域は広くありませんでしたが、左右には40度ほど傾けられ左右には360度回転が可能でした。

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肩パーツはヒンジで上に引き上げることができ、腕を120度ほどまで横に上げることができるようになっていました。一方前方にはオーナメントの干渉もあるので正面に腕を伸ばすことは難しかったので、最近の真骨彫の引き出し機構を導入してほしかったですね。

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ひじは約140度ほど上げることが可能で、肩を軸に左右に360度回転が可能でした。

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腰は前後左右にかなりの可動域があり大きく曲げられ、左右には360度回転が可能でした。

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脚は前方に約90度上がり、膝は約120度曲げられました。左右には120度ほど開脚が可能で、足も前後左右に接地性はかなり高かったです。

頭部や胸部、腕以外はほぼ真骨彫ディケイドとほぼ同じだったので、こちらも最近のものに導入されたギミックなどを取り入れて可動性を向上させてもよかったですね。




(そのほか)
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カブトハイパーフォームなど最強フォームの真骨彫は出ているものはほとんどの持っていないので、小野寺クウガと。

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カードも最強フォームのカードがないので、別のカードですがネオディケイドライバー版から借用。

以上、S.H.フィギュアーツ 真骨彫製法 仮面ライダーディケイド コンプリートフォーム ミニレビューでした。



(総評)
前バージョンから12年経って真骨彫でのリニューアルとあってかなりクオリティアップしていました。身体は通常版ディケイドと共通部分も多いですが、目の部分の先端は少し丸目に見えましたがそのほかの新規部分は劇中スーツにより近い造形へと進化していました。付属武器などは通常フォームとほぼ同じようですが、可動性も通常版ディケイド並みにあるので劇中ポーズにはほぼ対応できました。

気になった点は腕がオーナメントの干渉で真っすぐ前には伸ばせないことと、ライダー最強フォームのカードなどが付属せずカードの専用持ち手がないのが残念でした。ディケイドコンプリートフォームとしての完成度はこのサイズでは最高クラスと思われますが、値段に対して付属品が少ないためカードもしくは一部素体の新規造形などあるとよかったですね。

真骨彫シリーズではディケイドは通常、ネオディケイドライバー版、ディエンドが発売されていますが、今後は最近出たコンプリート21やディエンドコンプリートフォームまで出るのか気になります。個人的には他の平成ライダーの最強フォームの商品化を進めてほしいですね。ただ最近の争奪戦の激化では通常プレバンともに買えない人も増えそうなので、このような状態は早く収まってほしいところです。

それでは短めですが今回はこれにて。

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