バンダイスピリッツ METAL ROBOT魂 Ka signature Zガンダム ミニレビュー - ヒーローフィギュアをレビュー!

バンダイスピリッツ METAL ROBOT魂 Ka signature Zガンダム ミニレビュー

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遅れましたが、今回はMETAL ROBOT魂 Ka signature Zガンダムのミニレビューになります。





(全体像)
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今回のZガンダムは、2021年6月19日にバンダイスピリッツMETAL ROBOT魂(Ka signature)からの発売となりました。 同シリーズでは以前にZプラスが変形ギミックありで発売されましたが、それ続いてZガンダムも変形ギミックを採用した製品となりました。 大きさは14センチで、変形機構ありで劇中デザインよりもスマートなプロポーションとなっており多数のマーキングもあらかじめ施されており劇中のZガンダムのイメージを損なわずスタイリッシュに立体化されていました。


(各部)
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顔は劇中より少し短く目が小さく見えますが、それ以外はラインにスミ入れがされており眼もグリーンのメタリック塗装が施されています。 両側のバルカン砲の砲口など細かい造形や塗装も破綻なく仕上がっていました。

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上半身は各部にマーキングが再現されており、胸部や肩部は劇中よりも小型化していますが細すぎずちょうどよいプロポーションにまとまっていました。 ひじの関節にはダイキャストパーツが使用されており、見た目はもちろんのこと腕を安定して保持できるようになっていました。

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スカートや側面装甲にもデカールが再現されており、 前面スカート部分は上下にスライドが可能になっていました。

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脚は膝より下は劇中よりも細くなっていますが全体のプロポーションは特に問題はなく見え、バーニアの周囲の塗装やマーキングもしっかりと施されていました。

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背中のフライングアーマーにもデカールが各部に再現されており、造形や塗装も申し分ない仕上がりでした。

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脚の後ろ側も同様にマーキングも省略されず施されていました。また膝にはダイキャストパーツが使用されており、保持力や安定性もしっかりとしており自立も問題なく行えました。


(オプション)
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ハンドは計10個付属し、ビームライフル(ハイパーメガランチャー)、ビームサーベル、握り、開き2種類が左右付属します。
また、両腕に取り付けるグレネードランチャーも2つ付属していました。

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グレネードランチャー腕に取り付けて、腕先端部分を展開して発射状態を再現できます。

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ビームサーベルの柄は、両腰の装甲の中に収納されていました。

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ビームサーベルは刃のパーツが2つ付属し、サーベルの柄やビームライフル、ハイパーメガランチャーにも装着できます。またサーベルやライフル、ランチャーに使用できる大型のビームエフェクトがさらに付属します。


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アンテナは本体付属のものを含めた計3つ付属し、 本体付属のものは左右のアンテナの折り畳みが可能でした。そして展開、収納の非可動の二種類のアンテナが付属し、交換して使用できます。

ハイパーメガランチャー
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Zガンダムの最強武器であるハイパーメガランチャーが付属します。Zガンダムの身長より長い形状を再現しており、Zガンダムと同様に各部にマーキングが施されているかつグリップの位置の変更等多数のギミックが備わってます。


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グリップを格納しているカバーを開き、グリップを展開できます。

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グリップは前後にスライドできますop17op15
フォアグリップは左右ともに展開することができますop18
フォアグリップは左右それぞれ三か所に取り付けて位置を変えることができます。

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ハイパーメガランチャーの下部と後部にはアームが収納してあり、それぞれZガンダムの背中と後ろのスカート内側接続でき安定してランチャーを持たせる際に使用できます。

ビームライフル
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ビームライフルはエネルギーパックの取り外しと本体先端を前方に伸ばすことができます。

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ビームライフルはジョイントを展開して腕にセットすることもできます。


シールド
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シールドはZガンダムの左右の腕に装着でき、Zガンダムのポーズやウェイブライダー状態にあわせて長さを3段階に組み替えられます。


ランディングギア
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金属製のランディングギアが付属し、ウェイブライダーの着陸状態に使用します。

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ウェイブライダージョイント、支柱ジョイントA、Bが付属します。Aは台座の支柱に、Bは別売りの魂ステージに使用できます。
 
スタンド
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支柱先端部分はジョイントAをセットしてZガンダムの下部に取り付けられ、ロックを解除して前後に可動できます。

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支柱下部は、台座の穴を選択して支柱を前後に傾けることができます。


(可動性)
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ヘッドは前後にはそこそこ動かせますが、襟などが干渉するので左右には60度ほどまででした。

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腕は前後にはウイングがあるので270度まで回転できます。横には肩パーツが可動するので90度まで上がり、ひじは180度近くまで曲げることができます。


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腕は少し正面側に動かすことができました。

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腹部は左右に45度ほどまで回転でき、後ろは狭いですが前方には約30度曲げることが可能でした。

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スカート部分は前後に動かせますが、大きく動かすと外れるので注意が必要です。左右の装甲はポールジョイントで前後に移動できます。

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脚は前方にはスカートがあるので80度近くまで上がり、膝は約180度まで曲がりました
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脚は後方には60度ほどまで上がりました。

 

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脚は左右には約45度ほどまで開きますが、脚のロックを外せばかなり広く動かせます。ただ脚が横に大きくせり出すので、できればロックを外さなくてももう少し上げることができるとよかったですね。

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足は前後と左右に可動域がありました。


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テール・スタピレーターは上に展開できます。

ウェイブライダー
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変形過程は省略しますが、今回のZガンダムは差し替えなしで変形が可能でした。変形したフォルムはサンプルや劇中イメージから違和感ないスマートなフォルムを再現しており、上部にビームライフルをマウントすることができます。

変形は本体が小さめということもあり手の大きい人は少しやりにくいかもしれません。あと結構気をつけて変形させたつもりでしたが、Zガンダムに戻してみると各部に色移りしたところが複数出てしまいました。そのため、色移り等が気になる人は変形させないか当たりそうなところをあらかじめ確認して慎重にしたほうがいいかもしれません。



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専用ジョイントを使用して、ウェイブライダーをスタンドの支柱にセットできます。説明書にはありませんが、ジョイントは後部上方が外れるので本体にセットしやすかったです。 

ランディングギア
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ハイパーメガランチャーなし、あり両方で、矢印の位置にランディングギアを接続して着陸状態を再現できます。

 

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若干ハイパーメガランチャー装備のほうが不安定ですが、平らな所ならば安定して着陸状態でディスプレイできます。

 


(そのほか)
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変形
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Zといえば、OPの「水の星に愛をこめて」合わせて、変形して最後に影がとれて顔が出てくるシーンが個人的には印象的でしたね。

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エフェクトパーツセットの爆炎がなんとかシールドの穴にセットできたのでOP風に

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GP03などに付属していたビームサーベルエフェクトを用いた斬撃 


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ビームライフルに、サーベルのエフェクトをセットして射撃状態風にもできます。
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スパロボなどではシールドを装着した状態でグレネードランチャーを発射していますが、シールドとグレネードパーツを同時装着はできませんが発射口はあるので見た目は再現可能でした。 

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ハイパーメガランチャーの先端にビームエフェクトを装着可能。個人的にはもっと太いビームエフェクトのほうが迫力があったような。
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今回は本体装備のギミックが豊富なハイパーメガランチャーが付くのも魅力的でした。劇中やスパロボでもZ
ガンダムの通常最強武器ですが、次回作のガンダムZZでは確かほとんど使用しなかったのは惜しかったですね。

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Zといえばやはりシロッコのジ・オやハマーンのキュベレイなどとの戦いが印象的ですが、キュベレイは以前出ましたがジ・オもそのうちに出してほしいですね。

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ビームエフェクトを使用した斬撃で
以上、METAL ROBOT魂 Zガンダム ミニレビューでした。



 



(総評)
以前レビューはしていませんでしたがZプラスを購入した際にZガンダムも出てほしいと期待していたので、今回はネットで予約できなかったのですが発売日に並んで購入しました。大きさはMETAL BUILDなどより一回り小さいですが、プロポーションや劇中イメージに近い造型や多数のマーキング等により高級感かつカッコよさを両立したZガンダムに仕上がっていました。内部フレームがダイキャスト製ということもあり各関節も適度に硬く、ハイパーメガランチャーを持たせたりしてもスタンドなしでもしっかりと自立できました。武器もビームライフル、ハイパーメガランチャー、グレネードランチャーなどとエフェクトパーツが付属し、劇中の攻撃シーンをイメージしたディスプレイが可能でした。さらに差し替えなしでウェイブライダーに変形でき、変形したフォルムもスマートでビームライフルやハイパーメガランチャーの装着や着陸、スタンドでの飛行状態も再現できます。

一方気になったのはダイキャストのフレームは安定しているのですが、脚の左右の可動域がロックを外さないとそこまで広くはなかったのでそのままでもより広く動くのならばよかったですね。あと変形ですが、かなり気を付けたのですが少しパーツの擦れなどがあって色移りしてしまったのでその辺の対策も今後出るウイングゼロなどではあればいいですね。あと大きさが全長14センチくらいなので、手の大きい人などは変形の際に少しやりにくさを感じるかもしれません。

気になる点はありますが、全体としてはこの大きさで差し替えなし変形が可能かつ武器やエフェクトパーツもなかなか充実しているので当時Zを見ていた人やスパロボなどをプレイして気に入った人なども楽しめる内容になっていると思います。

ただ品は良くても、欲しい人に非常に手に入りにくい状況になっているのが問題ですね。私も今回はネットでの予約開始時には予約できず発売日に厳しいのを承知で地元の家電量販店に6時より並びましたが、それでも最後の一個をなんとか買えたくらいでした。欲しい人はまだ多くいると思うので、一般店でも値引きはほとんどないのでプレバンでの再販をしてほしいですね。

今後METAL ROBOT魂では今後はジャスティスガンダム、バーサル騎士ガンダム、バルバトスルプスが発売予定で、これも最近非常に争奪戦が厳しかったようですがウイングゼロが発売予定になっています。個人的にはこのサイズでは変形がやりにくかったので、Zやウイングゼロもより大きいメタルビルドなどでも出てほしいですね。

それでは今回はこれにて。

(関連レビュー)
ROBOT魂(Ka signature) <SIDE MS> ZZガンダム ミニレビュー

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