ホットトイズ スター・ウォーズ Ep9 スカイウォーカーの夜明け レイ&D-O レビュー - ヒーローフィギュアをレビュー!

ホットトイズ スター・ウォーズ Ep9 スカイウォーカーの夜明け レイ&D-O レビュー

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遅れましたが、今回はホットトイズ スターウォーズ Ep9 スカイウォーカーの夜明けレイ&D-O レビューになります。





(全体像)
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ホットトイズより、スターウォーズ Ep9 スカイウォーカーの夜明けより、主人公のレイが発売されました。

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衣装は、劇中ほぼ全般で着用していたホワイトの衣装が再現されていました。

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腕はEp7、8とは違ってシームレス仕様となっており、Ep8よりも見栄えは良くなりました。

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衣装のデザインはフォースの覚醒版と似た部分もありますが、ほぼすべて新規に製作された衣装が使用されていました。衣装は薄めで身体のシルエットも整っており、 ブーツも劇中に合わせて新規パーツが使用されていました。


(各部)
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ヘッドはサンプル画像から改良され、今までのレイのフィギュアではもっとも演じるデイジー・リドリーさんに近い形状を再現できていました。

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顔は少し眉間にしわを寄せた厳しめの表情になっており、戦闘シーン等によく合って見えました。h03 (1)
表情が少し硬いので劇中の戦闘シーンの表情としては十分ですが、できればもう少し表情音柔らかい通常の表情のヘッドも作ってほしかったですね。

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左右の髪の毛や後ろの束ねた形状もしっかりと再現されてました。


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上半身の衣装は、Ep7と同様にアンダーシャツの上に二枚のストールを羽織ったような特徴的な衣装を再現していました。
Ep7よりはストールが腰でしっかり固定されているせいか、動かす際にゆがんだりはしにくくなっていました。


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後ろにはフードが設けてあり、縁にはワイヤが仕込まれているので劇中場面でもあった被った状態も再現できます。

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腰のベルトはこれも新規のものが使用されており、腰と右脚にわたって取り付けられていました。


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腕のバンテージは少しウェザリング塗装が施されていました。

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劇中と同じくひざ下丈のパンツが新規に使用されており、膝当ても別生地を上から縫いつけて再現していました。


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脚の肌が露出した部分は、腕とは違ってプラスチック素材が使用されていました。ショートブーツも紐などは別生地では再現されていないものの、全体にウェザリング塗装が施されていました。


(オプション)
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ハンドは本体付属の開きと、握り、ライトセイバー持ち手左右、右銃持ち手、ジョイント×2が付属します。

ヘルメット
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レイが序盤で使用していた練習用ヘルメットが付属します。形状はほぼ劇中と違和感なく造形されており、表面にはダメージ塗装が各所に施されて質感も良かったです。

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ヘルメットは後方を分離してからレイにかぶせることができます。ただ前方のフードが取り付ける際に外れやすいので、顔を傷つけずしっかりとかぶせるのは結構手間がかかりました。ヘルメットのフードは開閉できますが、操作の際にはレイの顔に当たらないように注意したほうがいいと思います。

トレーニング・リモート
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トレーニング・リモートは台座、支柱が付属し、浮遊状態を再現できます。ただレイと並べると少し高さが足らない気がするので、劇中のようにディスプレイするならば何かの上に乗せたほうがいいと思います。


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レイが所有していた杖も付属します。 一見Ep7版と同じと見えますが、Ep9劇中に合わせて先端部の構造が変更され短くなっていました。

ライトセイバー
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予約当時には告知されなかった、劇中終盤で使用したレイアのライトセイバーが付属します。ルークのライトセイバーはEp8でカイロレンとの戦いで破損から修復した後も再現されており、手に持たせる用とホックがある携帯用の2個が付属しました。

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左腰のベルトには、装備用のライトセイバーをセットすることができます。

ライトセイバー光刃(ブルー)
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どちらのライトセイバーも、先端に同様にブルーのエフェクトパーツをセットできます。


レイのライトセイバー
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レイが最後に取り出した専用のライトセイバーも追加で付属しました。ルークやレイアとも大きく違う形状のを再現しており、先端部分のホックで腰にホールドすることもできます。

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先端パーツを交換することで、専用のイエローの光刃をセットすることができます。
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イエローの光刃は通常だけでなく、劇中では場面はなかった振った状態の二種類が付属します。

ブラスター・ピストル
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Ep7から使用しているブラスター・ピストルも付属し、専用右手や腰のホルスターに装備できます。

ショルダーバック
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劇中ではレイが背負っていたショルダーバックも付属していました。 バッグ表面には少しウェザリングが施されており、ベルトの金具は硬質プラスチックが使用されていました。全体的に縫製はそこまで良くないですが、バッグ下のメッシュ部分など細かいところまで再現されていました。あとバッグは開くことができます。


包み布
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劇中最終盤でレイがルークとレイアのライトセイバーを包んで地中に封印する際の包み布が追加で付属しました。劇中ほど赤くは見えませんが紐も付属しており、劇中のようにライトセイバーをくるんだ状態を再現できます。

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腕輪は別パーツとなっており、後から取り付ける仕様になっていました。

D-Oアンテナ
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D-O用のアンテナが2組付属していました。それぞれD-Oの頭部後ろにセットできます。

スタンド
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スタンドはカイロレンとは違って、クリップ部分が金属で挟み込むタイプになっていました。

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台座の天面には、砂漠の地表がプリントされていました。

DーO
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今回のレイには、BB-8にかわってEp9初登場となるドロイドD-Oが付属します。o01
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首部分から伸びる配線も再現されており、ボディも全体的に軽めのウェザリング塗装が施されており質感も十分に再現されていました。
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頭部は上下に少し、左右に360度回転が可能でした。

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タイヤは全体が回るのではなく、縁部分のみが前後に回転できました。



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D-0はレイのスタンドの台座の右側にマグネットで固定することができます。ただそこまで磁力が強くないので少し不安定なのと、中央や左にはマグネットが仕込まれていないので他の場所では自立させにくいのが残念でした。


(可動性)
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ヘッドは前後左右ともに可動域は広く、左右回転やタカ向ける際も大きく動かせました。

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腕は横には90度、前後には360度回転が可能でした。

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ひじは110度ほど曲げられ、腕は正面にかなり引き出すことができました。ひじは左右にも少し回りますがあまり回すと腕の表面の塗装が剥げる(薄くなる)ので注意が必要です。

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胴体は衣装の干渉も少ないので、前後に大きく曲げることができます。

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上半身は左右に傾ける角度は狭めでしたが、左右には80度ほどまで回転させることができました。

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脚は前方には90度近く上がり、ひざは150度ほど曲げることができました。

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脚は左右には約70度ほど外側に動かせる一方、ブーツは前後左右に少し可動部位がありますが接地性は低めでした。


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フードは縁にワイヤが仕込まれており、レイの頭部にかぶせることができます。


(そのほか)
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D-Oは、映画3本とも出ているBB-8に比べると結構目立たなかったのが残念でしたね。

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事前告知から付かないことはわかっていましたが、このEp9版にはEp8版ではあったライトアップ機能付きライトセイバーがありませんでした。ただヨーダや今後発売するアソーカなども付属していないので、今後は腕が細いもしくは短いフィギュアにはライトセイバーのライトアップ機能は搭載されなくなってくるのかもしれませんね。

VSカイロレン
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劇中では一瞬だけでしたが、カイロレンのライトセイバーを奪った状態で。
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劇中ではベン=ソロ(カイロレン)はもっとラフな格好でしたが、マントを外した状態で代用

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カイロレンの台座ですが、劇中終盤のルークとレイアのライトセイバーを用いた二刀流で

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オプションパーツが非常に充実していますが、劇中終盤のライトセイバー二刀流を再現するにはルークやアナキンなどブルーのライトセイバー光刃を使用しないとできないのがちょっと惜しかったですね。

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ルークとレイアのライトセイバーを赤布に繰るんで地中に封印しようとするレイのシーンで。最後のレイということもあってかここまで細かいアイテムまで付属させる徹底ぶりはすばらしかったですが、できれば他のフィギュアでもやってほしいですね。

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劇中最後に専用のライトセイバーを手にしたレイですが、そのライトセイバーを振って活躍する映像作品は残念ながら見られそうにはないです。演じるデイジーさんもこの映画がレイを演じる最後と明言していますし、ファンも現時点ではレイのその後よりもマンダロリアンの続編を望んでいるのが現状です。だがいつかレイが戻ってくる機会があってほしいですね。

以上、ホットトイズ スターウォーズ Ep9 スカイウォーカーの夜明け レイ&D-O レビューでした。




(総評)
良かったところ
ヘッドは、今まで出たホットトイズのレイではもっとも本人に似ている造形を再現
可動性は概ね高く、衣装もほぼ可動を妨げない
練習用ヘルメット、ライトセイバー3種類などオプションパーツが充実

気になったところ
レイアのライトセイバー用のセイバーエフェクトはなし

Ep7、8で指摘されていたヘッドの造形は発売前に修正されており、前々、前作と比較してもっとも演じるデイジーさんに似ていました。可動性は衣装の干渉が少ないこともあり、靴以外は十分な可動性がありました。そしてこのフィギュアではアイテムが非常に充実しており、レイ、レイア、ルークのライトセイバー3本だけではなくセイバーのエフェクトも4つ付属しており、練習用ヘルメットやトレーニングサポート、バッグなど劇中シーンをほぼ再現できるオプションパーツが付属しているのは魅力的でした。

一方気になったのはアイテムは充実していますが、パルパティーンとの最終戦でのライトセイバー二刀流を再現するには他のジェダイフィギュアのブルー光刃のライトセイバーエフェクトがないと再現できないのが残念でした。あとシームレスの腕はワンダーウーマンよりも動かしても塗装が剥げにくくなっていましたが、かなり頻繁に動かすと一部の塗装が剥げたり薄くなったりするので注意が必要でした。

少し残念な点もありましたが、ホットトイズの1/6スケールのレイフィギュアではもっとも完成度が高く、ヘッドの出来やアイテムも前作版等と比較してもこれが一番充実していました。ホットから出た3体のレイのフィギュアの中では、断然これが最もおすすめです。

ホットトイズはEp9からはこのレイとカイロレンのみのリリースとなり、これでスターウォーズ シークエル・トリロジーからのフィギュアリリースは終了となりました。現状の映画の人気と評価ではホットトイズからこれ以上のフィギュアは出ないと思いますが、劇中の闇に堕ちたレイ?の幻影はヘッドの使いまわしで限定定価販売で出る機会はあるかもしれません。

それでは今回はこれにて。


ホットトイズ レイ&D-O(2体セット) 「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」(駿河屋)
ホットトイズ カイロ・レン 「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」 (駿河屋)


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