ホットトイズやバンダイなどのヒーローフィギュアのレビューをしています。
今回は、TAMASHII NATION ONLINE 2021 METAL BUILD 10th Anniversary トランザムライザー Full Particle ver.レビューになります。
2011年版のレビューはこちら↓
(全体像)
ダブルオーガンダム
全体の造形は先日レビューした2011年版とほぼ同じですが、 全体のピンクがかった彩色がより濃くなっており、各部のマーキングが変更及び追加されていました。
(各部)
上半身は、肩上のアーマー部分にグリーンのランプ?の塗装が追加され、左肩の上部のアーマーのパープルのラインのデザインが大きく変更されていました。さらに胸部や肩部の文字のマーキングは、より濃くはっきりとプリントされていました。
腹部から腰下にかけても造形の変更はほぼなく見え、私の購入分の2011版とは腰と腹部の隙間がより狭くなっていました。
脚は左脚の太もも上部とすね下部分にあった濃いパープルのラインがなくなっており、その代わりマーキングが左太もも、ひざに追加されていました。
背部も肩アーマー部分にグリーンのランプ?の塗装が追加されていました。
さらに腰のビームサーベルの上のパーツにあった太いパープルのラインがなくなり、その代わりマーキングが追加されていました。
膝裏のマーキングが変更され、ひざ裏下部分とすねの裏側部分にマーキングが追加されていました。
2011年版と比較
左が今回のパーティクル版、右2011年版です。全体的にピンク色の彩色が全体的にパーティクル版が濃くなっており、ホワイトカラー部分もパーティクル版がよりピンクがかった色になっていることがわかります。
側面から見ると腕中央部のマーキングが変更されており、さらに腕下、脚のクリアーパーツ部分の内部ではパーティクル版ではより細かく文字がプリントされていることがわかります。
後ろも同様に全体的にパーティクル版がピンクの彩色が強くなっており、腰、脚部分でマーキングの変更、追加がありました。
(オプション)
ハンドパーツ×8
ビームソード柄×2、GNソードⅡ×2、ビームソードエフェクト×2
可動式GNドライブ×2、可動式粒子貯蔵タンク×2、交換用キャノピー
オーライザー本体(表、裏)
サイドバインダー(左、右)
GNソードⅢ、GNシールド×2
オーライザ用台座、ダブルオーガンダム台座 2011年版のホワイトカラーから台座と支柱はブラックカラーに変更されており、台座上面もデザインも変更されていました。
GNソードⅡ、GNソードⅢエフェクトパーツ
パーティクル版では、GNソードⅡ、GNソードⅢエフェクトパーツが新たに付属していました。
GNソードⅢエフェクトパーツは、GNソードⅢの刀身に上から差し込んでしっかりとセットできました。ただ長さが約38センチとかなり長くて重量があるので、ポーズによっては補助支柱で支えたほうが良いと思います。
GNソードⅡエフェクトパーツも、ソードの側面から差し込んでしっかりとセットできます。こちらもある程度の重量がありますが、もし腕が下がるようならば補助支柱を使用したほうがいいかもしれません。
補助支柱基部(上、下)、オーライザー用ジョイントパーツ。補助支柱基部は今回新規追加パーツとなります。
補助支柱&クリップ×2。これらも今回の新規追加パーツとなります。
補助支柱基部をスタンド支柱下にセットして、補助支柱を取り付ける仕様になっています。
補助支柱基部をスタンド支柱の下にセットして、ダブルオーライザーのエフェクトパーツ装着時のGNソードを支えることができます。
オーライザー
専用台座とオーライザ、サイドバインダーなどを合体させるとオーライザが完成します。ギミック等詳細については2011版と同じなのでそちらのレビューを参照願います。
バンダイ TAMASHIINATION2011 METALBUILD ダブルオーガンダム(トランザムライザー)ミニレビュー
ダブルオーライザー
2011年版と同様に、ダブルオーガンダムとオーライザーを合体させるとダブルオーライザーが完成します。オーライザーのパーツにも、それぞれピンクの彩色が2011年版よりも濃く施されていました。
2011年版と造形は同じで、塗装の乱れなども特に気になるところはなく良い仕上がりでした。
可動性については、現在所有の2011年版よりも各関節部はかなり硬く出来ており、特に腰部分は回しにくいくらい硬くなっていました。それ以外の可動性はほぼ同じなので、各種ギミック等もあわせて2011年版のレビューを参照願います。
バンダイ TAMASHIINATION2011 METALBUILD ダブルオーガンダム(トランザムライザー)ミニレビュー
(そのほか)
少し前に2011年版をミニレビューしているので、こちらはエフェクトパーツ使用が主で
GNソードⅡエフェクト装備で
GNソードⅢエフェクトパーツはしっかりとソードにセットでき大型で迫力もあるのですが、長い分かなりスペースをとるのでちょっと取り回しはしにくかったですね。
2011版のGNソードⅢを左腕に装着して、ダブルGNソードⅢも可能
2011年版のGNソードⅢにもエフェクトパーツは取り付け可能でした
今回のバージョンが2つあればエフェクトパーツ2個を使ってダブルトランザムライザーソードも可能そうですが、一本でもスペースとるのに2本だと余計に飾りにくくなりそうです。
以上、TAMASHII NATION ONLINE 2021 METAL BUILD 10th Anniversary トランザムライザー Full Particle ver.ミニレビューでした。
(総評)
良かった点
2011年版よりも大出力のGN粒子開放状態をイメージした彩色がより濃く、マーキングも変更追加多数
各関節は現時点ではどれも硬く、エフェクトパーツ使用時以外では十分に武器の保持が可能
エフェクトパーツにより、高出力のGNソードⅡ&Ⅲ状態を再現可能&補助支柱も追加
気になった点
完成度は元々高かったが値段の上昇もあるので、本体に改修部分を追加してほしかった
2011年版のトランザムライザーは購入していましたが、エフェクトやさらに調整された彩色に期待して購入しました。
基本的な造形はほぼ2011年版と同じですが、大出力のGN粒子開放状態をイメージした彩色がより濃くなっており、マーキングも各部で変更もしくは追加されていました。各関節は現時点ではどれも硬く、エフェクトパーツ使用時以外では十分に武器の保持が可能でした。そして今回が初となるエフェクトパーツを使用して、高出力のGNソードⅡ&Ⅲ状態を再現可能でき、エフェクトの重さの対策で補助支柱も追加されていました。あとは同様にダブルオーガンダムとオーライザー、ダブルオーライザーと分離合体が可能でした。一方気になったのはエフェクトパーツと補助支柱だけでなく本体の改良も少しはあってほしかったですね。また塗装は良かったのですが、私の購入分では少しバリの処理が2011年版より雑だった部分が少しあったのが気になりました。
本体の改修は施されていないものの前バージョンよりも彩色、エフェクト追加により魅力は上がったので、今メタルビルドのトランザムライザーを買うならば断然こちらおすすめだと思います。レビュー投稿時点では抽選販売も受付中なので、すべての人が買えるわけではないですが欲しい人は申し込むことをおすすめします。
メタルビルドは今回の魂ネイションでも新作発表がありましたが、個人的にはW、SEED、OOだけでなく、XやGなどなかなか出そうにないものをそろそろ出してほしいですね。
それでは今回はこれにて失礼します。
抽選販売
METAL BUILD 10th Anniversaryトランザムライザー Full Particle ver.
~12月19日(日) 23時
(関連レビュー)
バンダイ TAMASHIINATION2011 METALBUILD ダブルオーガンダム(トランザムライザー)ミニレビュー