S.H.フィギュアーツ 真骨彫製法 仮面ライダーキバ エンペラーフォーム ミニレビュー - ヒーローフィギュアをレビュー!

S.H.フィギュアーツ 真骨彫製法 仮面ライダーキバ エンペラーフォーム ミニレビュー

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遅れましたが、今回はS.H.フィギュアーツ 真骨彫製法 仮面ライダーキバ エンペラーフォーム ミニレビューになります。



 

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S.H.フィギュアーツ 真骨彫製法より、仮面ライダーキバの最強フォームであるエンペラーフォームが魂ウェブ商店限定で発売されました。2011年にもS.H.フィギュアーツ版が発売されており、フィギュアーツとしては今回が2回目のフィギュア化となります。前バージョンでは「仮面ライダーキバ」の基本フォーム「キバフォーム」を飛ばして、「エンペラーフォーム」が先に商品化されましたが、今回はキバフォーム、ダークキバときて、このエンペラーフォームの発売となりました。

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全体的な造形は旧フィギュアーツ版よりかなりボリュームが増し、少し劇中より細身であった旧版とは違って最終フォームらしい重厚感を再現したフォルムになっていました。通常版キバとは違ってシャープな造形が多いデザインですが、アーマー表面には複雑な模様や形状を詳細に再現していました。

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旧バージョンとは違ってマントは今回は布製になっており、縁にワイヤがしこまれていることで形状を自由に変えることができるようになりました。


(各部)
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頭部は額のクレッセントティアラの造形は劇中と違和感なく表面の模様を再現しており、目の部分もクリアーパーツで内部の複眼が再現されていました。口?付近の造形や塗装の乱れ等もなく、頭部下部のゴールドの帯状部分の造形も細かく作りこまれていました。

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胸部は中央縦に魔皇石が造形されており、グリーンカラーの塗装で再現されていました。バックルにはキバットバット三世が取り付けられており、キバ、ダークキバと同様に着脱可能でした。

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胸部、肩部のボリュームがあってかつシャープなアーマー形状をしっかりと再現していました。

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タツロッドは造形塗装ともに詳細に再現されていましたが、以前のものとは違って着脱は不能でした。

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脚のアーマー部分は二色のゴールドカラーで塗り分けられており、足首にあるアンクレットは中央部分がクリアーパーツで造形されて表面の模様も精巧に再現されていました。 また腕や脚のブラックカラー部分は、光沢を抑えたブラックで塗装されていました。

ダークキバとの比較
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レビューできていませんが、真骨彫ダークキバとの比較。頭部と左腕のタツロッド以外は、形状はほぼ同じでカラーリングのみ違うことがわかりますね。

(オプション)
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ハンドは本体付属のものに加えて8種類付属し、ザンバットソード、フエッスル持ちに左右対応できます。


ザンバッドソード
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キバエンペラーフォームの最強武器であるザンバットソードが付属します。

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柄部分のデザインも表裏で違いもきちんと再現されていました。 また刀身はシルバーカラーの塗装の上に方向によって少しブルーに光って見える塗装が施されていました。


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ザンバットソードの力を抑えるためにアームズモンスターによって生み出されたザンバットバット、バイザー部交換パーツ、ウェイクアップフエッスル (ザンバットバット)

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残バットバットはザンバットソードに装着でき、通常、能力解放状態が再現できます。


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ウェイクアップフエッスルはそれぞれベルトのキバットバット三世の口を展開してセットする状態が再現できますが、キバットバットの口では保持しにくいのでしっかりと手に持たせたほうが安定して固定できました。

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ダークキバにも専用ハンドがあるので、ザンバッドソードを持たせることができます。

フエッスル
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6種類のフエッスルが付属します。塗装はクリアーパーツの上にそれぞれ一色のみで塗装されていました。

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フエッスルはそれぞれ腰のホルダーにセットでき、上記のウェイクアップフエッスルと同様にキバットバット三世の口にセットすることもできました。

キバットバットⅣ世
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キバットバットⅣ世は真骨彫キバにセットして、最終回に登場した紅正夫が変身したキバを再現できます。


(可動性)
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ヘッドは上に45度、下に30度可動域がありました。

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ヘッドは左右に40度程傾けられ、左右に360度回転が可能でした。

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胸部パーツは上下に可動でき、腕の動きに干渉しないよう調節することができました。

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肩アーマーパーツもヒンジで腕と連結されており、上と左右に回転が可能でした。

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腕は上、横ともに90度可動できました。


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また腕は前後左右に引き出すことができました。 また腕は肩より下は360度回転が可能でした。

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胴体は前後に約40度ほど可動域がありました。

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上半身は横に20度ほど傾けることができ、左右には約45度ほど回転が可能でした。

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脚は前峰には90度、後ろには45度ほど可動域があり、横には80度ほど上げることができました。



(そのほか)
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マシンキバーに付属していたバイオリンと弓を使用。キバ=紅渡といえば通常、変身後ともにバイオリンを弾くポーズが印象に残っていますね。

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オプションパーツは充実していましたが、必殺技ファイナルザンバット・斬時を再現した赤く輝いたザンバットソードもあるとさらによかったですね。

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過去でダークキバとの共闘

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ディケイドコンプリートフォームのファイナルアタックライド。

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以上、S.H.フィギュアーツ 真骨彫製法 仮面ライダーキバ エンペラーフォーム ミニレビューでした。 



(総評)
真骨彫製法ということで前バージョンに比べて造形が劇中スーツに近くなり、エンペラーフォーム特有のゴールドカラーの高級感と最終フォームの重厚感を良く再現しています。ダークキバもそうですが、マントがワイヤを仕込んだ布製に変更されたことで、マントの形状をエンペラーフォームの動きにあわせることができます。フエッスル、ウェイクアップフエッスルの収納や着脱にも対応し、劇中動作に合わせたディスプレイが可能でした。造形が共通したダークキバとは違ってザンバッドソードなどオプションパーツも揃っており、ザンバットソードやキバットバットⅣ世をダークキバ、キバに使用できる点も拡張性がありました。オプションパーツの充実もあるため値段はその分高くなっていますが、その分納得できる完成度だと思います。

キバは今後のフィギュアーツの発売情報は出ていないものの、現時点ではライジングイクサ、仮面ライダーサガが残っています。ライジングイクサだけでなく、サガにはジャコーダーをダークキバに持たせることもできるのでいずれは発売されそうですね。

それでは今回はこれにて。




S.H.Figuarts(真骨彫製法) 仮面ライダーキバ エンペラーフォーム(駿河屋)

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