ホットトイズ アベンジャーズ・エンドゲーム キャプテンアメリカ(アベンジャーズ版)レビュー - ヒーローフィギュアをレビュー!

ホットトイズ アベンジャーズ・エンドゲーム キャプテンアメリカ(アベンジャーズ版)レビュー

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遅れましたが、ホットトイズ アベンジャーズ・エンドゲーム キャプテンアメリカ(アベンジャーズ版)のレビューになります。



(全体像)
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ホットトイズより、アベンジャーズ・エンドゲーム キャプテンアメリカ(アベンジャーズ2012版)が発売されました。劇中でインフィニティーストーンを集めに2012年のニューヨークに行った際に当時のコスチュームに身を包んだキャップと、その時代のキャップを再現できるフィギュアになります。

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衣装はエイジオブウルトロン、シビルウォー、インフィニティウォー版、エンドゲーム版とは違った細身のシルエットを再現しており、衣装も以前のアベンジャーズ版の使いまわしではなくほぼ新規になっていました。

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以前のアベンジャーズ版のキャップには着脱可能なフードがありましたが、エンドゲーム劇中のスーツにはついていなかったこともあり今回のフィギュアにはフードはついていませんでした。


(各部)
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頭部はエンドゲーム版のものと同じで、塗装はエンドゲーム版よりも少し黄色がかって見えました。以前のアベンジャーズ版とは違って、首と頭部が分割されていない違いがありました。

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胸部は以前のアベンジャーズ版よりも首から肩のラインが自然に整えられており、肩のシルバーカラー部分は軟質素材が使用されていました。

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スーツのブルー部分は表面にエンボス加工が施されており、二の腕部分には別素材の布が使用されていました。

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胸部中央にはキャップの特徴である星型のエンブレムが再現されており、以前のアベンジャーズ版では少し左によって見えましたが今回はちゃんと中央に取り付けられていました。

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背中のスーツは前面と同様にブルーの部分には全体にエンボス加工が同様に施されており、大きなチャックも以前のアベンジャーズ版と同様に再現されていました。

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レッドとホワイトの連続の派手なカラーの腹部はチャックの造形も細かい形状が再現され、腹部下部にはのスーツの裏側の凹凸が浮き出た形状も再現されていました。表面はスーツのブルー部分とは違った形状のエンボス加工が施されていました。

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ベルトポーチはバックルの部分は劇中よりも暗めのシルバーカラーになっており、以前のアベンジャーズ版よりも縫製がきちんとなされておりほつれ等もなく仕上がっていました。腰に固定はされていないので、脚の動きにあわせて上下させることができました。

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パンツの太もも部分のチャックも腹部と同様な形状で再現されており、膝や側面にスーツの生地を重ねたような形状も再現されていました。

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腕のグローブは着脱可能で、革のような質感を再現しハンドとも色の違和感なくカラーが合わせられていました。また金具部分はアベンジャーズ版よりも少し光沢を抑えたシルバーカラーに塗装されていました。

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脚のブーツは、以前のアベンジャーズ版とは違って足首部分で分割されていました。ブーツは腕のグローブとカラーリングはほぼ同じで、金具部分も同様にアベンジャーズ版よりも光沢が抑えられた塗装になっていました。

(オプション)
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ハンドはシールドやロキの杖を持たせられる左右のハンド、指差し(右)、開き(右)、握り(左)が付属していました。握り(右)と敬礼用平手(右)もあればさらによかったですね。

シールド
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シールドは今回はダイキャストではなくプラ製になっており、表面にキズやバトルダメージなどない無傷のものになっていました。t02
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シールド裏にはエンドゲーム版などと同様にストラップが二つ接続された形状になっており、同様に片方にハンドにストラップを持たせ固定し、もう片方は腕に上部を固定する仕様になっていました。


キャップマスクヘッド
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キャプのマスクを付けたヘッドは新規造形になっており、マスク以外の顔の部分は以前のアベンジャーズ版ヘッドより演じるクリス・エヴァンズ氏の顔に近い形状に改良されていました。

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マスクの造形はエンドゲーム版に準拠しているので、耳の部分などの形状はエンドゲームでの衣装のデザインに合わせて以前のものから変更されていました。こちらも首と頭部は一体型となっていました。

キャリーケース
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シールド(本当はヒドラ)がロキの杖を輸送するために収納したキャリーケースが付属します。表面は光沢のあるシルバー塗装と凹凸の形状が再現されていました。

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劇中通り上と横二つの持ち手があり、それぞれ前後に可動域がありました。

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キャリーケースは開閉を繰り返してもゆがんだり不具合が起こることもなく、しっかりとした作りでした。

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スーツケースは開閉が可能で、中にはロキの杖を収納できる穴が設けられたスポンジがセットされていました。ロキの杖をしっかりとセットすることができました。


ロキの杖
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劇中で使用したロキの杖が付属しており、先端にはブルーのクリアーパーツでマインドストーンが再現されていました。

ロキ(アベンジャーズ版)との比較

上(ロキアベンジャーズ版)

下(本製品)
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左(本製品版)
右(ロキアベンジャーズ版)
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ロキ(アベンジャーズ版)に付属していたロキの杖との比較です。形状はほぼ同じですが全体的に暗いカラーとなった上に表面に浮き出たサビのようなウェザリング塗装が施されており、より経年劣化や使用感を再現した見た目になっていました。

スタンド
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スタンドはエンドゲーム版キャプと同一のものが付属していました。

エンドゲーム版キャップとの比較
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エンドゲーム版キャップとの比較。エンドゲーム版のほうが衣装が重厚ということもあり体型はより大きく見え、一方アベンジャーズ版はスリムなシルエットを再現しておりしっかりと差別化されていました。


(可動性)
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スティーブヘッドは接続部が少し緩いこともあってか、前後には首のスーツの干渉もあって前後それぞれ20度ほどの可動域でした。

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左右にも約20度ほど傾けることができ、回転は360度可能でした。

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一方マスクありヘッドのほうは接続部の穴が小さいせいか硬くて少し交換しにくかったですが、その分しっかりと接続部にはまることで前後左右ともにスティーブヘッドよりも可動域が広かったです。


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腕は説明書通り横には約70度、前方には約80度近くまで上げることができました。

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ひじは約110度近くまで曲げることができました。

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胴体は前方には45度ほど、後方には10度ほど可動域がありました。

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上半身は横に30度ほど傾けることができ、左右には40度近くまで回すことができました。


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脚は前方には約80度、ひざはクリック式で約120度ほど曲げることができました。

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脚は左右には説明書通り約70度ほど開脚が可能でした。足はブーツが分割されていることにより前後左右に可動域があるため、接地性は高かったです。ただ大きく曲げるとブーツ上部パーツとの間に隙間ができやすいので、その都度上部パーツを下げて隙間を埋めるようにする必要がありました。





(そのほか)
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マスク装着
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キャップVSキャップ
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キャップ(2012年)「ロキを発見した。14階だ。」

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キャプ(2019年)「ロキじゃない。君にケガはさせたくない。」

対決
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キャップ(2012年)「お前、どこでこれを?」

決着
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キャップ(2019)「これがアメリカのケツか」

キャップ最後の新規フィギュア化になりそうなこともあり、本人同士の戦いを再現したくて二体買ってしまいました・・・。

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劇中にはありませんが仲直りの感じで

アベンジャーズの始まりと終わりのスーツで
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アベンジャーズ(2012)当時の感じでダイキャストアイアンマンマーク7と
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リニューアルされた二人と。今後ソー、ウィドウ、ホークアイ、ハルクなどアベンジャーズ2012版のフィギュアがリニューアルで出るかもしれませんね。
個人的にはファーストアベンジャーのキャップのリニューアル版があればいいですがそれは厳しいかも・・・。



こちらはインフィニティストーンを取りに来たトニー(マーク85)とキャップの感じで
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マーク85は先日届いたバリアントヘッドを使用。やはりこっちのほうが違和感なくディスプレイできますね。

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アメリカのケツ

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最後に「ハルク、暴れろ!」で
多分新規のスティーブキャップがホットトイズから出るのはこれが最後と思われるので、今回は写真を多く撮って時間がかかってしまいました・・・

以上、ホットトイズ アベンジャーズ・エンドゲーム キャプテンアメリカ(アベンジャーズ版)レビュー レビューでした。



(総評)
良かったところ
スーツやマスクキャップヘッドは新規になっており、劇中のスマートなシルエットを再現
可動性は特に脚の可動性が向上し、足首は分割により接地性が大きく向上
ロキの杖を収納したスーツケースが付属し、収納も可能


気になったところ
最後だけに握りハンドや敬礼用ハンドをつけてほしかった
スティーブヘッドはエンドゲーム版と同じ、シールドは一つなのでダイキャスト製にしてほしかった

今回のフィギュアはアベンジャーズ公開時に発売されたバージョンからスーツも新規になり、エンドゲーム劇中での衣装に準拠しスマートな体型を再現できていました。さらに可動性は脚の分割などによる改善で、ポージングの幅が広がりました。そして劇中で使用したロキの杖を収納するキャリーケースも付属し、杖を収納しキャップに劇中通り持たせることができます。
気になったのは、値段が上昇しているのだから握りハンドのもう片方、できれば敬礼用のハンドも最後になりそうなのでほしかったですね。あとはヘッドはエンドゲーム版と同じなのはまあいいとしても、シールドは一つしか付属しないのだからダイキャスト製にしてほしかったですね。

気になる点はありますが新規でアベンジャーズ版のキャップとしての完成度は高いので、劣化もあるので以前のものを買う予定でオプションパーツが違ってもいいならばこちらのほうがいいと思います。また劇中での印象的なキャップ対決に対応できる可動性はあるので、まだ在庫はありそうなので余裕があれば2体で対決を再現してディスプレイしていいかもしれません。


これでホットトイズのスティーブキャップのフィギュアの現時点でのリリースはこれで終了となりました。これからはファルコンが引き継いだ新キャップがリリースの主流になりそうですが、慣れ親しんだスティーブキャップだけに今後完全新規のフィギュアが出ないのは悲しいですね。まあ次のキャップもスティーブキャップとのように愛されて、フィギュアもどんどん出るように人気が出てほしいです。

では今回はこれにて。




ホットトイズ 『アベンジャーズ/エンドゲーム』キャプテン・アメリカ(『アベンジャーズ』版)
(あみあみ)
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