ホットトイズやバンダイなどのヒーローフィギュアのレビューをしています。
今回はマーベルレジェンド ソー:ラブ・アンド・サンダー ソー 超ミニミニレビューになります。
(全体像)
アメリカハズブロ社のマーベルレジェンドシリーズより、日本でも2022年7月8日公開の「ソー:ラブ&サンダー」より、主人公のソーのフィギュアです。アメリカでは数か月前に先行で発売されていたようですが、日本ではそれに遅れての発売となりました。
この姿は本作でのソーの戦闘装備のようですが、今までは使ってこなかったフルフェイスのマスクとゴールドカラーを多用した派手なカラーリングのアーマーが印象的ですね。マントは軟質素材で作られており、ホットトイズやフィギュアーツとは違って非可動でした。
(各部)
頭部のマスクは成形色となっており、マスクから除く目や口のひげ部分などもこの価格ではなかなか細かく仕上げられていると思いました。また後頭部からのびる髪の毛は少しなびいたような形状になっていました。
ただフルフェイスなので、演じるクリス氏に似ているかどうかはちょっとわかりにくいですね。
腕のゴールド部分、太もものブラックの部分は成形色のままのようですが、そのほかの部分のゴールドやブルーカラーは塗装されていました。 さすがに塗装は若干荒いものの、胸部や脚部分も今までにはないブルーカラー基調のアーマーデザインを再現できていました。
背中には腰部分以外に塗装はなされていないようで、本来は正面と同じくブルーやゴールドカラーなのかもしれませんね。
(オプション)
ソーがアベンジャーズインフィニティウォーで作製した最強武器ストームブレーカーも付属します。柄の部分にはグルートのつるはないので、エンドゲームと同じもしくは近い造形になっているようですね。ただ劇中よりも少し小さめに見え、柄の部分が結構柔らかいので両手で持たせていると少し曲がってしまうのが気になりました。
オプションとして、握りの右手のパーツが付属します。ただそれなら左手も付けてほしかったような。
(総評)
映画の公開もあと一か月ちょっとですが、スターウォーズやスパイダーマンなど他の展開に忙しいホットトイズからはしばらくは出ないと思って今回のソーはどんな感じなのかと買ってみました。成形色のままの部分が多かったり塗装も乱れているところはあるものの施されている部分は大きく不具合もなく仕上がっており、可動性も腕が真っすぐ上がらない以外はそこそこあるので自由にポーズをつけられました。気になったのはストームブレーカーが小さいうえに柄が柔らく、持たせるハンドもしっかりと保持できないのが惜しかったです。
映画公開前なので実際に似ているもしくはデザインが同一かはわかりませんが、他のメーカーに先駆けてソーのフィギュアを楽しみたい人には価格も安価なのでいいかもしれません。
この映画ではバンダイスピリッツのフィギュアーツもソーを発売予定ですが、後発だけにどこまでクオリティを上げてくるかも期待したいですね。
それでは今回は短めですがこれにて。