ホットトイズやバンダイなどのヒーローフィギュアのレビューをしています。
(全体像)
映画「ドラゴンボール超 SUPER HERO」より、ピッコロが発売。フィギュアーツブランドでは2009年初版と2020年にリニューアル版が発売されており、今回はリニューアル版の一部を変更し付属品を減らしたいわゆる廉価版となります。
基本は2020年発売の誇り高きナメック星人と共通パーツでほとんど構成されているようですが、顔や胸部、肩、腕、靴などが変更されているようでした。また各部のカラーも劇場版に合わせてか変更部分がありました。
(各部)
顔は基本がこの表情で、自信ありげな様子がよく再現されていました。ちなみに通常版などについている表情なしの顔パーツは未付属でした。
胸部と肩の上の袖部分は新規造形となっており、胸元が大きく開いた状態と袖がより長くなっているようでした。また腕も新規造形パーツが使用されているようで、ピンクカラーだった部分が劇場版にあわせてイエローカラーに変更されていました。
腹部から脚の造形は前版とほぼ同じようですが、腰巻のカラー変更され靴とかかとあたりの部分が新規造形されていました。
背中部分には前版と同一のマント接続部分が設けられています。そのほかの部分はカラー違い以外はほぼ前版と同じ造形でした。
(オプション)
オプション顔パーツは食いしばりと叫んだ表情のものが付属。個人的にはマンガでもよく見せた大きく口を開いて叫ぶ表情もあればよかったかも。
ハンドは5種類付属し、魔貫光殺砲や激烈光弾などにも対応できる形状のものが付属。
(可動性)
ヘッドの可動性は前後左右ともに良好で、写真はないですが干渉するパーツもないので360度回転も可能でした。
腕はひじが約120度、横には90度まで上がり、前後委は360度回転が可能でした。
腕は大きく肩から引き出すことができ、前方方向にもかなりの可動性を有していました。
上半身は前後左右に40度ほどの可動域がありました。
脚は180度開脚が可能でした。前には90度、後ろには60度ほどでしたが脚を少し外側にずらせば100度くらいまでの可動域がありました。
一方足(靴)あたりはつま先が60度ほど上に上げられますが、前後左右の接地性はそこまで高くはありませんでした。
(そのほか)
魔貫光殺法や激烈光弾のポーズなど。どちらも劇中では印象深いものの再び使用する機会は原作ではない(
アニメでもあったかもしれませんがオリジナルで印象には残ってない)のが残念ですね。
以上、S.H.figuarts ドラゴンボール超 SUPER HERO ピッコロ ミニミニレビューでした。
(総評)
誇り高きナメック星人版を購入しておらず値段も安価だったので購入。基本は前バージョンと同じですが顔パーツや各部に新規造形パーツを使用して改良されており、可動性も高く映画での激闘をイメージしたポージングが可能だと思います。一方前バージョンに比べてマントなどのパーツが減ったことや、可動性も足の接地性と腕の袖部分のパーツが腕を大きく引き出すと肩に添わせられなくなったのが少し残念でした。
廉価版なのでオプションの充実度は下がりますが本体に改良も加えられているので、私は見に行けていませんが今回の劇場版では悟飯とともにかなりバトルで活躍するとのことなので映画を見て気に入った人は在庫も豊富なようなので購入を検討しても良いと思います。ただ映画では黄緑色にパワーアップするようなので、その状態が今後魂ウェブ商店などで出そうな気もするのでそちらがいい人は待ってもいいかもしれませんね。
今後は悟飯や人造人間ガンマ1号、2号が発売予定になっており、どうも他にもパワーアップ可能なキャラがいるようなのでそれらの発売も多分されそうですね。
それでは短めですが今回はこれにて。
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