ホットトイズやバンダイなどのヒーローフィギュアのレビューをしています。
今回は、フィギュアーツZERO [超激戦] ウルトラマンティガ マルチタイプ ミニミニレビューになります。
(全体像)
今回のフィギュアはフィギュアーツZEROブランドから発売された初のウルトラマンフィギュアになり、ウルトラマンティガ マルチタイプの戦闘シーンを再現したものとなります。設定としては劇中最終回のガタノゾーアとの戦いを再現しているようで、ガタノゾーアに対してゼペリオン光線を放つティガマルチタイプ、その周囲に巻きあがる水しぶきや海底都市の建造物、ガタノゾーアの触手などで構成されていました。
(各部)
ティガマルチタイプ本体は水上に経ってゼペリオン光線を放つポーズに固定されており、体型は演じたスーツアクターの中村氏の体型をイメージしたものになっていました。大きさも約18センチくらいでフィギュアーツよりも大きく存在感がありました。また、フィギュアーツなどでは再現できなかった細かなスーツのしわや大きく挟まれて曲がった胸部のスーツの形状も良く再現されていました。
ゼペリオン光線のエフェクト部分は後からティガに取り付ける仕様となっていました。前方へ放つゼペリオン光線の本体はクリアーパーツが使用されて少しホワイトがかっており、腕に取り付ける十字の光のエフェクトは紫色のグラデーション塗装が施されていました。フィギュアーツ真骨彫のゼペリオン光線よりも大きいこともありますが、迫力ある情景を再現できていました。
前に組んだ腕に合わせて曲がった胸部のスーツの形状が良く再現されていましたが、私の購入分では胸部中央部の塗装が割と雑だったのが残念でした。
海面に少し脚が浸かった状態と渦巻く水の動きがクリアパーツで再現されていました。
ティガの後ろには3本の海底都市?の残骸が配置されており、塗装もリアルに仕上がっていました。
左右にガタノゾーアの触手が伸び、それによって引き起こされたような波立つ水面の形状も再現されていました。
また後ろ側は、激しく泡立って波立つ海の状態が再現されていました。
ティガの左右には、ゼペリオン光線を放った衝撃で大きく波が巻き起こったような形状が再現されていました。こちらは後ろの波とは違って、先端のみホワイトで塗装されておりそのほかの部分は透明度の高い塗装になっていました。
真骨彫製法ティガマルチタイプと比較。顔の大きさを比べてもZERO版のほうが大きいことがわかりますね。ボディカラーは若干ZERO版のほうが薄めでした。
(そのほか)
ガタノゾーアとの最終決戦をイメージした造形だそうですが、そうなるとティガはグリッターの状態だったと思うのでもう少し輝いているようなカラーリングでも良かったかも。
以上、今回は、フィギュアーツZERO [超激戦] ウルトラマンティガ マルチタイプ ミニミニレビューになります。
(総評)
今回のフィギュアーツZEROのティガは、ティガ本体もフィギュアーツよりも大きくゼペリオン光線も迫力ある仕上がりになっていました。そしてその周囲の波や建造物などのエフェクトの造形や塗装も良く、最終回のイメージを十分に立体化できていました。ただ気になったのは、ティガ胸部の塗装が少し乱れていたのが残念でした。
現在は定価からかなり安くなっている店もあるので、ティガの塗装に問題がないならば購入を検討しても良いと思います。
今後は対となるガタノゾーアやウルトラマンとゼットン、セブンとキングジョーなどあるといいかもしれませんが、今回のように発売直後からかなり値引きされて販売されているとなるとシリーズが続くかどうかは結構厳しいかもしれませんね。
それでは今回は短めですがこれにて。
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