ホットトイズやバンダイなどのヒーローフィギュアのレビューをしています。
S.H.Figuarts TIGER&BUNNY2 バーナビー・ブルックス・Jr Style3 ミニミニレビューです。
(全体像)
アニメシリーズ「TIGER&BUNNY2」より、バーナビー・ブルックス・ジュニアがStyle3としてフィギュアーツブランドで発売されました。こちらもワイルドタイガーと同じく前のStyle2が2014年発売だったので、約8年経ってのネットフィリックス配信のタイバニ2仕様のリニューアル版となります。
全体はほぼ新規造形になっており、こちらもワイルドタイガーと同じく頭部が以前のものよりも大型化していました。一方胸部や肩アーマーや前腕部のアーマーは以前のものよりも小型化しているようで、背中のバーニア部分もstyle1よりも小型化していました。
(各部)
頭部はStyle1よりも大型化していましたが、顔の形状は劇中イメージに近く再現されていました。目はメタリック塗装が施されており、各部のラインも細かく再現されてました。
右肩にはミクシィのエンタメ部門であるXFLAGのロゴが、左肩にはXFLAGの代表ゲームであるモンスターストライクのロゴがプリントされていました。
同じくクリアーパーツで耳部分が造形されており左袖にはバニーのマークがプリントされていました。
胸部は完全新規造形されてデザインはStyle1とは変更されており、ラインのカラーリングもよく見ると結構変更されていました。胸部にはStyle1と同じくBANDAIの文字がプリントされていました。
右腕には計測器メーカーのタニタのロゴが、左腕にはバンダイのトレーでイングカートゲームブランドであるバトルスピリッツのロゴがプリントされていました。
脚は縁にレッドのラインが引かれ、内側に艶ありのホワイトで塗装されていました。
後ろ側は大部分が前方腹部と同じくつや消しのグレーカラーで塗装されており、背中には背骨のような造形が再現され太ももやかかと部分などのレッドカラーでラインの塗装が施されていました。
背中のバーニアの表面はクリアパーツが使用されており、裏には造形とメタリックシルバーでの塗装が施されていました。
(オプション)
(総評)
ワイルドタイガーと同じく8年経ってのstyle3版で、以前のイメージは残しつつデザインや形状もリニューアルされたフィギュアとなっていました。ワイルドタイガーと同様に顔が以前のものよりも大きくなっていましたが、全体的なプロポーションは別段違和感もなく仕上がっていました。可動性は腕以外はそこそこあり、脚の引き出し機構もあるので最近のフィギュアーツの平均ぐらいの可動性が有していました。付属のオプションパーツのバーナビーヘッドの造形も虎徹と同様に劇中イメージに近く良かったです。
一方気になった点は肩パーツが外れやすく、また腕の左右の回転などもかなり硬かったです。特にひじは90度しか曲がらずワイルドタイガーよりも可動域が狭くなっており、私の購入分ではワイルドタイガーなどと同様の感じで動かしていたのですが両肘とも乱暴に扱ったわけでもないのに折れてしまいました。
造形やプロポーションには大きな問題はなさそうですが、私の購入分ではとにかく肘の可動性と強度がもっとも気になりました。これだと他のフィギュアーツの感じで肘を動かしていると折れる可能性が高そうなので、もし同じような状態のものがあるならばすでに購入した人は注意して動かすしかなさそうですね。今から購入を検討する人は、自分で不具合を直せる人やそこまで動かさない人以外は少し待ったほうが良いかもしれません。
それでは今回は短めですがこれにて。