ホットトイズやバンダイなどのヒーローフィギュアのレビューをしています。
(全体像)
今回は、バンダイスピリッツより、映画「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」より、人造人間ガンマ1号です。
ドクターゲロの孫であるドクターヘドが作った人造人間で、17号18号のように気功波は撃てませんが腰の銃で連射・溜め撃ちが可能なエネルギー弾を使用することで代用しています。しかし戦闘力ははるかに高く、 エネルギーがなくなるまで全力を出せる特性と格闘戦においてスーパーサイヤ人孫悟飯を圧倒する高い戦闘力を持ちます。
各部のデザインは頭部がウルトラマン?のようで、身体はサイボーグ009、そしてスーパーマンのようにマントをまとった現代ではレトロなヒーローの特徴を合わせたような容姿になっています。
全高は14.5センチとほぼアルティメット悟飯と同じで劇中デザイン通り悟飯やピッコロと比べると細身で、腰には軟質素材が使用されていました。
(各部)
頭部は造形は劇中イメージに近く再現されていますが、口や耳のカラーが劇中よりも暗めになっていました。
胴体には中央に1の文字がプリントされており、サイボーグ009のようなボタン?が並んでいました。腰にはベルトが別パーツでセットされており左右に回転が可能でした。
左肩にはレッドリボン軍のマークがプリントされており、肩パーツは腕パーツと分離されて造形されていました。
右腰には専用銃とホルダーが備え付けてあり、ホルダーは360度回転が可能で動かす際に足の動きなどに干渉しにくくなっていました。
プラ製のマントは背中のヒンジで接続されており、90度ほどまで上に跳ね上げることができます。マントの下の背部の造形もちゃんと再現されていました。
脚 太もも部分が太い独特な造型が再現されており、たわみも造形されていました。ひざより下はブーツ様の造型で、足部分は他フィギュアーツと同様に足首部分で分割されていました。
(オプション)
ハンドは本体付属の握りに加えて計8種類付属します。
頭部は全体を交換する仕様となっており、不機嫌、叫び、驚き、食いしばりの4種類の表情があります。
両腕は取り外せ、交換パーツを使用することで腕を組んだ状態を再現できます。
ガンマ1号専用の銃はホルスター収納用と通常用が付属し、左右の専用持ち手に持たせることができます。
付属のスーパーサイヤ人悟飯のヘッドが付属し、アルティメット悟飯にセットすることができます。ただ体型がアルティメット用ということもあり、劇中のほうがもう少し細身だったかも。
髪の毛のカラーはスーパーサイヤ人孫悟空フルパワー版などと比べてもかなり明るいイエローカラーになっており、髪型はアルティメットと造形は異なっていました。
フェイスパーツが2種類付属し、食いしばりと叫び表情に交換することができます。
(可動性)
ヘッドは前後に45度ほど可動し、左右には360度回転が可能でした。
腕は前後に360度回転が可能で、横には100度ほど上がりました。肘は160度ほど曲げられました。
腕は肩から引き出せ、腕は前方で交差するくらいの可動性がありました。
胸部は少し上に引き出せ、かなり前後左右に可動域が広めでした。
脚は腰の軟質素材のおかげで横には170度近く開脚でき、足の前後左右の可動域もそこそこありました。
脚は前後には180度開脚でき、ひざも150度ほど曲げることができました。足のつま先は、60度ほど上がりました。
VS 孫悟飯(通常形態)
悟飯は劇中では鍛錬不足もあって、通常状態ではかなり押されていましたね
スーパーサイヤ人に変身
かつては完全体セルを倒したスーパーサイヤ人孫悟飯ですが、御飯自身の鍛錬不足とパターンを学習されたためかガンマ1号相手に劣勢でしたね。
アルティメット悟飯覚醒
悟飯はアルティメットに覚醒して優勢となるも、これ以上戦闘が長引くと疲労の影響が出てきそうでしたね。
以上、S.H.フィギュアーツ ガンマ1号 ミニミニレビューでした。
(総評)
造形は劇中イメージに近く、各部の可動性も高く劇中アクションをとらせることができました。また、ヘッドパーツやスーパーサイヤ人悟飯ヘッドや腕組みパーツなどもあり拡張性も十分にありました。ただ悟飯ヘッドはアルティメット悟飯が必要なので、本当はアルティメットのほうに付属もしくはもう少し体型を調節した悟飯を出してくれたほうが良かったですね。
ドラゴンボールスーパーヒーローフィギュアーツはパン、ブロリー、孫悟飯ビースト、オレンジピッコロまでの発売は決定しているので、それぞれに悟飯のパーツが付くので悟飯はさらに充実しそうですね。個人的には悟飯だけでなくピッコロ用の魔貫光殺砲のエフェクトなど付けてほしいです。
それでは今回はこれにて。
S.H.Figuarts 孫悟飯ビースト
S.H.Figuarts ブロリー SUPER HERO